『世紀末オカルト学院』とは、A-1 Pictures制作のテレビアニメ。
2010年7月より、テレビ東京系列にて放送開始。
概要
テレビ東京とアニプレックスの合同企画「アニメノチカラ」の第三弾に当たる作品。
当初は第二弾の予定であったが、制作が遅れたため『閃光のナイトレイド』の後番組となった。
オカルト雑誌ムーが監修を務めている。
月刊コミックアライブ2010年8月号より、戸流ケイによるコミカライズが連載を開始している。
あらすじ
長野市松代にある皆神山。その山頂に位置する私立ヴァルトシュタイン学院は、日々オカルトの研究が行われ、怪奇現象が目撃されることから、オカルト学園と呼ばれていた。
1999年7月。急死した学長の葬儀に、一人の少女が現れる。
彼女は学長の一人娘・神代マヤ。
「オカルトなんか大っ嫌い!」と言い放つマヤだったが、突如学長の死体が動き出し、怪奇現象を目の当たりにしてしまう。
一方、2012年。ノストラダムスの大予言は的中し、世界は滅亡の危機を迎えていた。
かつて超能力少年として名をはせた内田文明は、タイムエージェントとして過去に送り込まれる。
そこでマヤとの衝撃の出会いを果たすことになるのだが……。
登場人物
急死した学長・神代純一郎の一人娘。次期学長兼生徒として私立ヴァルトシュタイン学院に転入する。
もともとはオカルト好きだったが、父がオカルト研究に没頭するあまり家族を捨てたため、オカルトを嫌うようになった。オカルト知識は豊富であり、怪奇現象に遭遇すると饒舌になる。
ノストラダムスの謎を解き明かすべく、内田文明とコンビを組むことになるが、彼に対する態度はドSそのものである。
2010年の未来からやってきたタイムエージェント。
かつてはスプーン曲げを披露し、超能力少年“ブンメー君”として一世を風靡したが、未来ではその能力は失われている。
1999年の学院に、社会科教師・アベミノルとして赴任する。
マヤとともにノストラダムスの鍵を探すが、ヘタレな性格が足を引っ張ることもしばしば。
マヤのクラスメイト。幼馴染でもある。
オカルトには興味があるものの、幼いころマヤにさんざん脅かされたため、怖い話は苦手。
マヤのクラスメイト。大のオカルト好きが高じ、奇行が目立つ。よく眼鏡をなくす。
ヴァルトシュタイン学院の生徒。ダウジングが得意な、通称“紅の豚”。
ヴァルトシュタイン学院の機械工。力仕事がメイン。
松代で定食屋を営む娘。内田文明好みの巨乳。
ヴァルトシュタイン学院教頭。立場としてはマヤをサポートするが……。
内田文明にベタぼれしており、自作のポエムをメモ帳に書き散らす。
神代純一郎(声優:矢島正明)
ヴァルトシュタイン学院の先代学長。そしてマヤの父親。
オカルトに一生を捧げ、マヤにオカルトを教え込み、研究に没頭するあまり家族と離散した。マヤの人格形成の大部分を担っている人物。
1999年7月没。学院で葬儀が行われるが、悪霊に憑かれ復活する。
主題歌
オープニング
エンディング
高垣彩陽「君がいる場所」