明治40年から、帝都東京の完全崩壊を目論んできた怪人。
陰陽道、奇門遁甲に通じ、式神をあやつる謎の軍人。
長身痩躯で、こけた頬に特徴的な長い顎。
軍服に身を包んだ、鋭い眼光の男。
そして、ドーマンセーマンと呼ばれる五芒星の紋様がある白手袋を常に身につけている。
戦後、陸上自衛官として
さまざまな異変にに関与した加藤であったが、陸上自衛隊において普通科幹部として勤務、三島由紀夫の体験入隊にてその訓練を担当するなど、いわゆる青桐グループと称される対心理情報課程に所属していたとみられ、陸自内のインテリジェンスコミュニティ(情報機関の集合体)にその身を置いていた模様で、三島由紀夫切腹の遠因となる。戦後日本の暗部にもまた常に加藤の影があった。
プロフィール
名前 | 加藤保憲(かとうやすのり) |
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年齢 | 不詳(戦後、屍解仙の秘術により30歳代の姿になる) |
職業 | 明治40年時点で大日本帝国陸軍少尉、後に中尉、戦後は陸上自衛隊将校 |
出身地 | 紀州・龍神村 |
特技 | 魔術(陰陽道・風水・蠱毒など) |