フグ田夫婦

ふぐたふうふ

『サザエさん』のフグ田マスオとサザエ夫妻のこと。

概要

三歳の子供がいるので、忘れがちだが、アニメでは旦那が28歳、嫁が24歳とかなりの若夫婦である。ネットではネタにされがちのサザエさん一家なので、よく浮気とか仮面夫婦などの冗談話が出るのだが、作中では大変仲のいい夫婦に描かれる。忘れそうになると二人のイチャつきがメインになるエピソードが一つは出るくらいである。家では優しくて気の弱いイメージのマスオだが、妻と二人っきりになると妙にやんちゃになったり、意地を張ったり、恥ずかしい台詞を平然と言う姿も見所(？)。

気の強い妻と腰の低い夫のイメージが強いが、実は結構バランスの取れた似たもの同士である。原作でもそうだったが、二人そろって根本ドジでちょっと抜けているので、ミスをしても夫婦そろって。お互いのミスを突っ込んだり、フォローしたり、恥ずかしがる二人は視聴者たちには慣れた光景であろう。勿論サザエの方が圧倒的にドジだが、マスオがたびたびやらかすことを見ると、妻ばっかり責めることはできない。なお、どっちも純情(と書いて単純と読む)な面があるため、小さな優しさと愛情表現でもものすごくご機嫌になる。

弟(義弟)と視聴者たちには鬼嫁と恐妻家扱いをされてるのだが、飲んだり嘘ついたりと大体マスオさんが本当に悪かったケースが多いので、実はそんなに上下関係が強いわけではない。この事は二人とも結構気にしているようで、そういう扱いをされると結構落ち込んだり怒ったりする。まあ、同じことはお父さんとお母さんにも言えることだが…。全ては家庭の平和のため。

余談

くどいようだが、二人は磯野ではない。

二人は結婚直後のころには別の家で生活していた。そこでタラちゃんが生まれて、磯野家に引っ越したのはその後である。なるほど。今は息子と川の字で寝ている。フグ田家の部屋の廊下の反対側にはすぐカツオとワカメの部屋がある。頑張ってください。

原作の十年後の予想絵ではヒトデというタラちゃんの妹が描かれていた。