藤堂ユリカ
とうどうゆりか
プロフィール
概要
アーケード版では第3弾から登場している少女である。タイプはクール系で、ブランドはゴスロリ系の「Loli GoThiC」。
先行してオープニングで1カット登場していたが、第19話からは本編に登場しており、いわゆる『主人公チーム』の1人として活躍している。
ちなみに彼女の持ち歌とも言える『硝子ドール』はアイカツ楽曲の中でも非常に人気が高いものの一つ。
人物
『人間と吸血鬼の間に生まれ推定600歳、永遠の刻を共に旅してくれる下僕を探している』という設定のキャラクターを徹底して演じており、そのミステリアスさからブレイクしているゴスロリアイドル。
その徹底ぶりは普段の食事や私生活、部屋の内装に至るまでの相当な努力の賜物とも言えるものであり、トップアイドル神崎美月からも一目置かれている。
有栖川おとめのクラスメイト。
普段は吸血鬼キャラに則って高飛車でクールな態度で振る舞っているが、素はとても大人しく素直な性格と地味目な見た目の女の子。
当初は星宮いちごに対しても吸血鬼キャラでつっけんどんに接していたが、寮の自室でボヤ騒ぎが起きた際、いちご達に愛用の日傘をボヤ騒ぎが起きた室内から救い出して貰った事がきっかけで仲良くなり、素顔を見せるようになった。
ちなみに吸血鬼キャラを演じているため、普段の昼食はローズティーかトマトジュースしか摂らないが、自身の本当の好物はニンニクたっぷりのラーメンである。ただし、トマトジュースも好きなようで、美味しそうに飲む描写がある。
仲良くなってからも昼間はいちご達の前で吸血鬼キャラを演じているが、素直に感情を示すいちご達に対して気を許してしまうのか思うようにキャラを維持できず、ツンデレ的な一面を見せる事も。
かつてスターライト学園に入学したばかりの頃、控えめな性格から、周囲のアイドル候補生に引け目を感じて塞ぎこんでいた時に『Loli GoThiC(ロリゴシック)』の服と出会ったことで、服のイメージに合わせて子供の頃から大好きだった少女漫画の吸血鬼キャラを演じるようになり、人気アイドルとしてブレイクするきっかけとなった。
自分を応援してくれているファンをとても大切にしており、現在ではどうすれば彼らにもっと楽しんでもらえるかを第一に考えてキャラを演じている。
しかし第21話では吸血鬼キャラを徹底するあまり、日中の体力トレーニングを行わなかったりして蘭に注意されるなど、時折弊害を起こしていることも判明した。
その後は一応反省して日傘をさしながらトレーニングをすることで妥協したようだが、もともと運動が苦手なこともあり、ハードな特訓になるとしばしばサボろうとして、そのたびに蘭に叱られている。
その為、いちご達と比べて運動能力やスタミナといった面で若干劣る部分がある。しかし、それを前述の『吸血鬼キャラを徹底して守り通す』という意識の高さが補っている。
「そんなにユリカ様に血を吸われたいの?」……という決め台詞があり、学園内にもファンが多い。
吸血鬼キャラとしての夜の徘徊ルートに、ファンの女生徒たちが『出待ち』のような待ち伏せをしている。
他にも、『血を吸うわよっ!』『血を吸うわよ?』という活用形もあり、最近はこちらの使用頻度が高い。第33話では巨大扇風機の風圧で吹き飛ばされた際、『扇風機でも血を吸うわよぉぉぉぉぉぉっ!』と、捨て台詞に使っていた。
また、普段から特製の棺桶を自身の寝床としており、ライブツアー中でも宿泊先に持ち運んでいる。
Loli GoThiCの服への熱い思いを抱いていることは勿論なのだが、明るい色使いの可愛らしい服を着ることについて多少抵抗感があるらしく、第32話のライブイベントにて参加メンバー全員Angely Sugarのコーデで揃えることになった際は「LoliGoThiC以外の衣服を身に纏うと、心の臓が張り裂けて死んでしまうの!」と主張して反発していた(直後にいちごから「制服着てるよ?」と速攻でつっこまれているが、そこはご愛嬌)。
第20話ではLoli GoThiCのロックフェスへの出演直前、自室でニンニクラーメンを食べてるところや風邪で素の姿のまま病院に行っているところを週刊誌にすっぱ抜かれてしまい、吸血鬼キャラであることとアイドルであることの自信を一時的に喪ってしまう。
しかしそれでも自分を慕ってくれるファンの存在と仲間たちの励ましに元気づけられ、プレミアムコーデを手に入れるべく、いちご達と共にLoli GoThiCのトップデザイナー夢小路魔夜の住む幽霊屋敷に挑戦。ようやく対面できた魔夜からスキャンダルで自信を喪いかけていたことを理由に最初は拒絶されるが、誰よりもロリゴシックにふさわしいアイドルになってみせると啖呵を切ったことで認められ、プレミアムレアカードを渡された。
その後新たな衣装に身を包み披露したのがご存知「硝子ドール」である。
余談だがこの時の衣装も後にゲームに実装されたのだが衣装の強さが半端ではなく今でもなお最高レアリティであるプレミアムレアの一部衣装で身を包むよりも強いというすさまじい性能を誇る。
そのため今でもかなりのシングル価格を誇る。
曲もずっとシングルなどでの収録がなくファンからは早くCDに収録してほしいという声が多かった。
その後念願の2014年4月に発売された1~2期の曲をすべて収録したベストアルバムに収録されることになった。
第26話からは2年生に進級。新入生のトレーナーを務めることになった。ゲーム版の第4弾TVCMには登場していないが、アニメでは引き続きメインキャラとして登場する。
第27話ではスターライトクイーンの座を賭けて美月に挑むべく、好物のニンニクラーメンを封印、ローズティーも青汁に替え、『打倒美月』と刺繍されたマントをまとって特訓に励んでいた。
第33話で神崎美月の新ユニット『トライスター』を決める全校生徒を対象とした選抜オーディションに、美月と『共に長き時を生きる美しき吸血鬼の一族』のユニットを組むという野望を胸に参戦。
風雲たけし城もびっくりの鬼畜障害アスレチックコースに苦戦しながらも、いちご達と過ごす日々の中で自然に体力がついていたらしく健闘するが、巨大扇風機コースにおいて愛用の日傘が災いし、風圧を受けてばいきんまんよろしく吹き飛ばされてしまいリタイア。レギュラーキャラクター中、唯一の途中脱落者となってしまう。(その後、二時間かけて歩いて帰ってきたらしい)
選抜オーディションには落ちたものの第34話では既に次の別のオーディションに向けて気持ちを切り替えてトマト尽くしの料理で英気を養っている様子が描かれ、かえでの登場に戸惑ういちご達に発破をかけている。
続く第35話、最終的にトライスターのメンバーに選抜された蘭をスターライト学園の仲間たちと共にその門出を祝福し、見送った。
そして第38話、一人でトレーニングに打ち込んでいたところ、お尻に直射日光が当たって慌てるという誰も見てない所でも吸血鬼キャラを貫く姿勢を美月に見初められ、蘭が抜けた後のトライスターの新メンバーに迎えられ、トライスターのコーデカードを蘭から直接手渡された。(無論、キャラだけでなく美月はユリカの元々の実力を評価していた)
第39話ではプレッシャーに追い詰められていた蘭とは異なり、かえでや美月たちと早々に打ち解けて楽しくトライスターの仕事に打ち込んでいる様子が描かれている。
しかし後に神崎美月がスターライト学園を去り、解散となってしまう。
第74話の卒業式で号泣しながら中等部を卒業、高等部へと進学した。
そしてパートナーズカップでは蘭をパートナーに希望したが、きいのパソ君の分析結果で蘭はそらと組むことが決定。その後、かえでにパートナーに誘われるも、美月のいないトライスターのメンバーで組むことはしないと決めていたため、一度目はこの申し出を拒絶してしまう。しかし、立ち止まらずに進もうというかえでの説得とアイドルとしての挟持を見せられたことでお互いに覚悟を決め、ユニットを組んだ。
彼女の歌唱担当のもえ氏が2013年の段階でユニット・STAR☆ANISを卒業し、所属会社とも契約を解除してしまったため長らく彼女の新曲とダンスはお預けの時期が続いていたが、歌唱担当をれみ氏へとバトンタッチ。
第89話にて満を持して新曲『永遠の灯』とプレミアム星座ドレス"ナイトメアカプリコーンコーデ"を披露した。
3rdシーズンのハロウィン回で久しぶりに登場。いつものヴァンパイア姿で棺桶に入った大量のお菓子を下級生に振る舞っていた(高貴な振る舞いで黄色い声援が飛び交っている)。いちご企画の本物探しでジャック・オー・ランタンに扮していたが、あかり達に吊し上げられた生ニンニクに釣られ偽者と看破された。