荒地の魔女

あれちのまじょ

小説『魔法使いハウルと火の悪魔』及びそれを原作としたジブリ映画『ハウルの動く城』に登場するキャラクターである。

概要

CV:美輪明宏

CV:ローレン・バコール（英語吹き替え版）

50年前に悪魔と契約した事から、王宮を追放された魔女である。

アニメ映画『ハウルの動く城』では、黒い毛皮をあしらったドレスに宝石を着けて裕福な婦人のようだが、輿に体を押し込んでやっと乗れるという程の肥満体型で、粘液状の黒い人型使い魔なしでは、何をするのも一苦労といった様子である。若さ・美しさに執着して高い魔力を誇るハウルの心臓を狙っており、王宮を追放した王室付き魔法使いサリマンのことを恨んでいる。

中盤では、全ての魔力を奪われて実年齢の老婆の姿に戻されて精神的にも老化してしまい、その成り行きで「動く城」に住む事になり、ソフィー・ハッター達には「おばあちゃん」と呼ばれて介護されている。

当初は完全な悪役といった体だったが、終盤ではソフィー達に助言を与える等している。

原作の小説『魔法使いハウルと火の悪魔』では、完全な悪役で、かなりの美人という設定である。

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