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ウィスパーの編集履歴

2014-12-14 12:51:04 バージョン

ウィスパー

うぃすぱー

ささやき声(whisper)。ここでは「妖怪ウォッチ」に登場するキャラクターについて扱う。

うぃす!

概要

CV:関智一

古びたガシャガシャマシンの中のガチャボールに封印されていた妖怪

その封印を解いた主人公ケータフミちゃん)の妖怪執事となる。

妖怪が見えるようになる妖怪ウォッチを主人公に渡し、妖怪について色々なことを教えてくれる。

ゲーム用CMでそのインパクトと台詞で笑撃が走ったことだと思われる。

妖怪の筈なのに何故か妖怪ウォッチ無しでも見える。


ゲーム版初作と、アニメ放送以降でかなりキャラクターが違っている。


知ったかぶり?

本人曰く妖怪に詳しいらしいが、妖怪を解説する際には、必ず妖怪パッドで情報を調べて読み上げているため、ケータからは「実はあまり(というか、全く)詳しくないんじゃ」という突っ込みが絶えない(そのくせウィスパー当人はカンニングしているという事実を一向に認めようとしない)。

また、アニメではゲームよりもテンションが高く、沸点が低く意外とキレやすいために、丁寧な言動が崩れまくりで「妖怪執事」という肩書きの胡散臭さが加速しており、終いにはツッコミ用ハリセンで彼方へと飛ばされまくっている。


この設定は元々テレビアニメ独自のものだったが、ゲーム『2』元祖/本家で逆輸入された(『2』のノリがアニメ寄りになったことも影響しているだろうが…)。

ちゃお版ではアニメ・ゲーム第2弾・コロコロ版よりかは比較的まともな性格で、フミちゃんやジバニャンへのツッコミ役に回る事が多い。


時計換え要員(アニメのみ)

アニメ27話にて、妖怪ウォッチ零式をケータの手ごと口に突っ込んだ時に、ケータの妖怪ウォッチに変化させてしまう。もう一度突っ込むことまた零式に変化する。

このためこれ以降零式で妖怪を召還する時には、ウィスパーの口に手を突っ込む必要がある。

この事にケータは特に抵抗が無い様子だが……汚いとか言っちゃダメ。


有能だった初期

ゲーム版初作の段階では、渋い関智一ボイスで的確なアドバイスをどんどんくれる有能な妖怪執事であった。アニメ版放送以降にシリーズにはまった人は、初作のPVを見ると、彼の落ち着きっぷりに驚くはずである。

ウザいハイテンションさもなく、パッドでのカンニングもしていない。


しかしいまや、その妖怪知識の豊富さと解説役としての活躍は、コミカライズでしか見られなくなった。うざいという点ではアニメと変わらないが、どうしてこうなった



ウィスベェ(※ネタバレ注意!!!)


(石田三成とウィスベェ)


アニメ第47話で妖怪ウォッチがケータの手に渡るのを阻止せんとするキンとギンの手により、かつてのジバニャンと同様、共に過去へタイムスリップし、その正体と過去の一部が判明した。

なお、ゲーム版『真打』にも、逆輸入される形でこのエピソードが収録されている。


ウィスパーの正体は、妖怪「シッタカブリ」という、取り憑かれるとある事ない事べらべら喋らせてしまう妖怪で(ただし仮名)、口から溜まりに溜めた緑色のガスのようなものを吐き出し、それを相手に浴びせ取り憑くという性質を持っている。この能力は本人にも制御できないものであった。

妖怪執事はやはり自称であり、本来の能力ではなかったわけである。


彼がタイムスリップした先は天正十八年=1590年で、なんと安土桃山時代であった。

当時の容姿は頭にちょんまげが生えており肌の色もクリーム色(現代は青白い)、黄色い着物に黒の帯を身につけている。ケータの先祖らしき少年・圭之介に取り憑いてしまい、周りの信用を喪わせたりしていた。

ある事をきっかけに、石田三成(CV:羽多野渉)に「妖怪軍師」として信頼されることになり、自らを「ウィスベェ」と名乗り10年余りの時を共に過ごす事になる。ウィスベェの助言は全くの知ったかぶりだったのだが、三成自身の強運ゆえに、適当なはずの決断が悉く功を奏した。そのため、「決めずの殿様」と揶揄されるほどの優柔不断であった三成はその汚名を返上していった。

ちなみに、三成はウィスベェの姿を見ることは出来ず、声だけを聞いていた。最初は話しかけて居るのか居ないのかを判断していた三成だったが、長い月日を経て喋らなくてもウィスベェがいるのが分かるようになっていた。


そして、『運命の分岐点』である関ヶ原の合戦(慶長五年=1600年)の日を迎えた折、ウィスベェはキンとギンに唆され、シッタカブリの能力を使い敵陣を引っかき回し三成を救う道を選択する。

しかし、敗けると分かっていても最後まで戦う事を決めた三成によって止められた。その際にとうとう自分の正体を明かしたが、三成からは「おかげで楽しき人生であった」「お前は迷うよりも先に進まねばならぬことを教えてくれた、わしの行く道を照らす『光』じゃった」との言葉を贈られた。


こうして、運命が変わらないまま、三成は敗北し、ウィスパーとジバニャンは現代へと戻ることになった。

知ったかぶりが本来の性質である妖怪であることが、ジバニャン(と、おそらくはケータも)の知るところになったが、ジバニャンは「すごい過去だった」と驚きながらも「能力自体は中途半端」「パッドをなくすと中途半端な妖怪に戻っちゃうってこと」と呆れていた(確かに、「真の能力を明かせばまたお別れすることになってしまう」というウィスパーの危惧は、外れてはいないものの少し大げさであった)。

あと、安土桃山時代に存在していたにも関わらず戦国の知識に疎く、代わりにジバニャンに解説されるという情けない一面まで見せてしまっていた。



この回のオープニングは、ゲラゲラポーのうたではないどころか、『軍師官兵衛』をはじめNHK大河ドラマを盛大にパロッた(そしておそらくかなりの制作費を投入した)オリジナル演出となっている。

また、ジバニャンの過去を描いた回同様、今回も日野晃博が脚本を担当している。



他の過去


結局、なぜウィスベェが、現代から190年前にあの古めかしいガシャポンに封印されたのかはまだわからない。


しかし、ただ知ったかぶりをする・させるだけの妖怪であった彼が、執事としてケータに使えようとするのには、三成に仕えた過去が影響しているのは間違いないと思われる。


関連イラスト

その執事、妖怪ウィスパー


アレとは関係ありません。

トイレの(小)問題について

関連タグ

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妖怪

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