概要
ゲーム中盤で訪れるステージ『輝石街ジェルドラ』のボス。
前後に二つの頭を持つ巨大な蜘蛛で、ボス部屋を含むステージ全土に
無数の小蜘蛛を配している。
”4つの偉大なソウル”を守る4大ボスのひとつではあるが、
厳密にはその持ち主ではない。持ち主はあくまでもこの大蜘蛛を使役する”這う蟲”であり、
得られるソウルも通常のボスソウルと同じグラフィックとなっている。
また、この大蜘蛛も元々は蜘蛛の愛好家であったジェルドラ公(現在は亡者化している)の
ペットのような存在であった事が示唆されているが、どのような経緯で”這う蟲”の
僕となったかは明らかにされていない。
そもそもこの”這う蟲”の正体について、本編中で具体的な答えは示されていない。
しかし、ボス部屋にぶら下がった古竜の化石のそばにソウルを残していった事、
シャラゴアの「他人のものが欲しくてしょうがない」「醜い裏切り者」という発言、
彼が支配していたジェルドラがもともと『輝石』(結晶?)の鉱脈であった事、
2周目(篝火の熱2)以降で手に入るソウルが『古き白竜のソウル』である事などを考えると、
前作に登場したあの竜の成れの果てであることはほぼ間違いないだろう。
ボスキャラとして
開戦と同時に多数の小蜘蛛が襲い掛かってくるので、一箇所に留まるのは危険。
放置すると思わぬタイミングで致命傷を負うこともあるので、まずは焦らず慎重に
小蜘蛛の数を減らしていこう。炎の嵐など広範囲に及ぶスペルが活躍する。
大蜘蛛本体は巨大な脚や牙を駆使した強烈な近接攻撃、
その巨体に似合わぬ体当たりやボディプレス、さらには広範囲をカバーする
ビーム攻撃など、遠近ともに対応の難しい強力な攻撃を備えている。
その上、こちらの攻撃は頭にしか当たらないので、攻守ともにいやらしい難敵。
こうして見ると一分の隙もないように思えるが、実は胴体の真横が
比較的安全なので、そこに陣取りながら堅実にダメージを与えていく戦法が有効。
ただし絶対に安全というわけではないので過信は禁物。
常に不測の事態を想定し、柔軟に立ち回っていこう。
ちなみに、2周目以降はステージ攻略中に大蜘蛛本体が直々に乱入し、
プレイヤーに襲い掛かってくる。無理に戦わずとも向こうの攻撃が届かない場所まで
避難すればいずれ撤退するが、この時に与えたダメージはボス部屋での戦闘にも
持ち越されるので、ここで頑張っておけば多少なり後の戦いが楽になる。