概要
帝都空提督とは幽霊道師氏が描く艦これ二次創作マンガ「ぷちこれ」に出てくる女性提督である。
「51ぷち」で後頭部が出てきたのが初出だが、顔が映り女性と判明したのが2ヶ月後の「113ぷち」、本名が判明したのはさらに半年後の「295ぷち」とかなりかかっている。
おかげで最初子日に存在を忘れられていた。
フルネームの発音が「ていとく(う)」になるため、名乗っても肩書きの「提督」だと思われ名前だと気づかれにくい。提督になるべくしてなったような名前である。
閲覧者からは食いしん坊シスターとか侵略が目的の海底出身の少女とか言われるが、他人の空似である。
なお「ぷちこれ」よりも以前に描かれた同作者の艦これ漫画に似た人物が登場しているが、これは単なる別人によるコスプレらしい。
登場からの変遷
当初は子日に無茶振りしたり、唐突に外出したりとあっさりとした出番だったが、深海棲艦への停戦勧告に行って以来、ちょくちょく出番が増えていった。
現在では多くのエピソードが彼女視点で描かれており、てーとくちゃんと共に本作の主人公的な立ち位置であるといえる。
そしてこの頃から、イベント行事があるたびに“財布と給料の轟沈”が定番となっていった。
帝都空提督の人物性
空色のストレートの長髪という、ある意味ものすごい個性の持ち主。
北方棲姫の発言から、銀髪や白髪の暗喩ではなくマジで空色らしい。
話し言葉はやや中性的。
あとなかなかにご立派。
初登場時にはそれほどでもなかったのだが、何故か出番の毎に改修され続けており、「197ぷち」時点で天龍と同等、「293ぷち」では北方棲姫に「おねえちゃんにそっくり」と形容されるほどになっている。
時々艦娘達からこのことをツッコまれたり、学生時代の写真では初期と同じくらいしかないなど、作画の加減ではなく作中で実際に起こっている変化である。本人曰く「遅れてきた成長期」らしい。
本人は別段誇ってもいないが。
執務室ではてーとくちゃんと一緒にいることが多い。
初期は嫌われていたが、今やすっかりなつかれコンビとして定着している。
深海棲艦との戦闘が起こっていない世界のため、艦隊の指揮を執ることは描写外ですらまったくないらしく、摩耶からは今まで何してる人なのかわからなかったなどと言われてしまう始末。
だが鎮守府を預かる身として責任感もあり、艦娘やぷちちゃんたちの過ごしやすい鎮守府であり続けるよう心がけるという、“提督の鑑”ともいえる理念を持っている。
普段はぽやっとした雰囲気の穏やかな性格だが、増えまくったぷちちゃんたちを管理するために鎮守府内に託児所(?)を設置したり、わがまますぎて戦艦棲姫も扱いに困っていたてーとくちゃんをお尻ペンペンで黙らせたりと、けっこう面倒見がよくアグレッシブ。
この性格のおかげでなんだかんだ艦娘やぷちちゃんたちに慕われている模様。
特に駆逐艦からの人気は高く、ケッコンカッコカリ騒動が持ち上がった際には(冷やかしも含め)執務室がすし詰めになるほど多くの駆逐艦やぷちが押しかけた。
そして『艦これ』の提督らしく、花見やバカンスも好きと言う遊び心も満載な一面も。季節ごとにイベントを開催して鎮守府全体を巻き込み盛り上がっている。
一方で財布と給料が轟沈しはじめて以来、すっかり『苦労人枠』が板についてしまっている。
各種イベントの経費やこんごーちゃんの能力の代償、鎮守府の修繕費などはすべて提督に請求されるしくみであり、貯金はおろか給料までしょっちゅう天引き0円状態になる。
一応食べるのに困ってはいないらしいが、食費を浮かすため母港の埠頭で海釣りをしてオカズを稼ぐ姿が今では定番と化している……。
だが独力では1ヶ月やっても1匹も釣れないほど腕が悪く、竿にぷちをぶら下げ釣っているほど。
それでもぷちや艦娘の笑顔を守るため、費用の転嫁はしない剛気を見せる。
そんな中……
「296ぷち」にて筋金入りのお嬢様であることが発覚。
どういう経緯で提督になったかは現状では不明だが、同作中の2コマ目に軍帽を被っている姿があることから、もしかすると身内の誰かが高級将校なのかもしれない。
ちなみに幽霊導師氏の閲覧者への返信コメントによると、
「実はパパさんが甘々で仕送りを何度も送ろうとしてますがこの提督は断り続けています」
……とのこと。
あと母親が怖いので実家には言っていないそうで。
ついでにまだ独身だそうです。
こちらが初確認された提督である
↑この時点では後頭部のみで性別も確認できないが。
↑顔と性別が判明した回。
↑回想回。
※名前まで判明した回はメイン画を参照。