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プラトニックラブの編集履歴

2015-02-21 10:27:17 バージョン

プラトニックラブ

ぷらとにっくらぶ

肉欲を伴わない、精神的な愛。

概要

プラトニックラブ(Platonic love)とは、肉体的な欲求を離れた、精神的なのことである。

かつては男女同士でも「結婚までは純潔を保つべきである」として、結婚までは精神的な愛を理想と考える向きが強かった。

元々お互いがプラトニックラブを理想としていれば問題ないが、最近はそれを意識する男女が目立たなくなり、性の不一致で破局離婚の原因に繋がることもしばしば。


プラトニックとは「プラトン的な」という意味で、古代ギリシア哲学者プラトンの名が冠されているが、プラトン自身が純潔を説いた訳ではない。

プラトンは男色家だったが「ひとりの青年をし、青年の美しさを讃え、そこに精神的な何かを生み出す。それによって肉体の美は魂の美よりも些細であることに気づくことができる」「正しき恋の道は、地上の美しいものを出発点として、この美そのものをめがけて上昇してゆくという過程である」と説いている。

現代でいうところの「プラトニックラブ」は、恋愛の肉体的な側面を否定し、精神的側面に価値を置くものだが、実のところそれはプラトンのいう恋愛とは異なる。プラトンは「美しい肉体は恋愛の入口として必要であり、ごくわずかでも肉体の美が感じられなければ、恋愛は成立しない」と主張しているからだ。

しかしプラトンの言葉は、後世さまざまな人物によって転用され、やがて男女間の禁欲的精神的な愛を指すようになっていった。


関連タグ

  恋愛

精神愛 純愛 純潔

無性愛 潔癖症 セックスレス 性嫌悪


哲学 哲学者 プラトン ソクラテス

古代ギリシア 少年愛


性愛

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