CV:花澤香菜
概要
主人公・光が想いを寄せる中学2年生の少女。天然で臆病かつ優柔不断な面が強いものの、芯は強く何事にも一生懸命。
光、ちさき、要とは同い年の幼馴染で、それぞれ「ひぃくん」「ちぃちゃん」「要」と呼んでいる。
幼馴染の中では妹のように守られるポジションだったが、陸の人間でありながら分け隔てなく接してくる紡に強い関心を抱いたことで、光やちさきとの関係も微妙に変化していくようになる。
基本的に色恋沙汰に疎く、ちさきに紡が好きか聞かれた際は「わからない」、光に抱きしめられた時には驚き逃げる、ついに光に告白された時にも「よくわからない」とその場を逃げ出してしまうなど、自身でも感情を掴みきれていない描写が多い。その為、意図せず周りを振り回してしまうことも少なくなかったが、それと同時に、紡を小さい頃に海中から見上げていた「太陽」だと称したり、改めて想いを伝えに来た光におふねひき後に返事を約束するなど、次第に気持ちの整理を付ける姿も描かれていた。
しかし約束のおふねひき当日、あかりが贄として海に転落。彼女の代わりに海神に身を捧げることを選び、光への返事を胸に抱えたまま海底へと消えてしまう。
それから5年後、先に覚醒した光達により剥がれかけのエナを纏い眠り続けている姿で発見される。幸い命に別状はなく、数日経ってから無事目覚めるが、以前と何かが違うようで…。