- ジェットエンジンの追加燃焼装置
- セガが1987年に発売したシューティングゲーム
追加燃焼装置
燃焼後も酸素が多く残るジェットエンジンの排気に燃料を改めて噴射する事で
一時的な推力増強を狙った装置。
燃料消費が激しい事から非効率的だが、ジェットエンジンの構造上急激な出力の増減が出来ないために弱点を補う意味で搭載されている。
使用することを「A/Bを炊く」「ゲートを開く」等と呼んでいる。
アフターバーナーの名称はゼネラル・エレクトリック社の登録商標であり、
用語としてはオーグメンター(推力増強装置)を用いるのが正しいとされる。
また、ロールス・ロイス社ではリヒート(再燃焼装置)という呼称が用いられている。
余談
- 離陸時に使用すると滑走路上にある可燃物に引火することもある。
- F-111などのエンジン近くに燃料放出口のある機種ではA/Bを炊いている最中に燃料を投棄してがダンプ&バーンと呼ばれる巨大な火柱を発生させることが出来る。
- ブルーインパルスのT-2練習機はA/B使用時に排気口にあるスモークオイルパイプの融解を防ぐためにオイルが噴出するようになっているが、スモークとならずに燃焼しきってしまうため、炎を出す独特の演出のように見えていた。
セガのシューティングゲーム
シューティングゲームと言うよりは三人称視点を採用した簡易フライトシミュレーションに近いシステム。
2本のレバー(トリガー付き操縦レバーとスロットルレバー)を駆使し、敵軍と戦う。
武装は機銃とホーミングミサイル(手動ロックオン式で、弾数制限あり)の2つ。
敵に攻撃されたり、背後を取られた場合は旋回するかスロットルレバーで速度を調整してやり過ごす。
この単純なゲーム性とダイナミックな演出が好評を博し、世界的なヒット作になった。
その後も「G-LOC」や「ストライクファイター」、「スカイターゲット」などの派生作品が輩出されており、
2006年には正式な続編のアフターバーナークライマックスがリリースされ、