概要
富野由悠季監督作品。
全体に明るいコメディタッチの雰囲気を持っており、白富野の代表作として知られている。これは宮崎駿の代表作未来少年コナンを目標にしていたためでもある。
また、近年では当たり前になった『主役メカの交代劇』の嚆矢となったのは実はこの作品である。
それまでの富野作品・・・というよりロボットアニメとはかけ離れた世界観とそれにマッチした泥臭くも逞しいキャラクターたちが織りなす群像活劇であり、後のOVERMANキングゲイナーにも通ずる”支配からの脱出”をテーマにした作品である。
作品に華を添えるマシン、ウォーカーギャリアもバンダイからプラモデルで発売されたが、劇中の描写以上にリアルな味付けをされた珍しい内容でこれまたファンからは喜ばれた。
決して知名度は高くないが、富野監督によって練り上げられた世界観と説得力のある設定、そして生きる活力に満ちたキャラクターたちの希望あふれる活躍から根強い人気を誇る隠れた名作である。
ストーリー
「いかなる犯罪も3日逃げ切れば免罪」という不文律のまかり通る惑星ゾラ。
主人公ジロン・アモスはこの掟に抗い、両親を殺したブローカー・ティンプ・シャローンを3日を越えて追い続ける。
ジロンの掟を無視した行動の数々は、やがて惑星ゾラを支配する者への抵抗へと移り変わり・・・・
関連イラスト
キャラクター
メカニック
関連タグ
ザブングルグラフィティ(劇場作品)
最強ロボダイオージャ(前番組)
聖戦士ダンバイン(後番組)