CV:塩沢兼人
概要
イノセントの最高指導者である。
アーサー・ランクは本名でなく、イノセントの指導者として襲名される名前である。
当代は17歳のはかなげな美少年で、人類再生計画を快く思わないカシム派によりヨップ・ポイントに軟禁されていたが、マツミ・クラムの手引きによりアイアン・ギアー一行に救出された。外気に抵抗力をほとんどもたないためにドラム缶を改造したクリーンルームに入れられ、抗生物質などの薬物を投与することで外界に出ることができた。
儚げで柔和な優男だが、イノセントの指導者としての責任感とシビリアン達を導く使命感を胸に秘めている。ジロン達シビリアンとも分け隔てなく接する大きな器量の持ち主で、当初は煙たがっていたジロンからも次第に信頼されていった。
イノセントはカシム派に情報統制されていたことから、放棄された放送設備がある不死の谷の太陽の塔から衛星放送を行い、世界中のイノセントに向けて人類再生計画の完了を宣言し、新世代のシビリアンとしてジロン・アモスを紹介する。また、医療技術の向上によりイノセントでも外気に耐えられると説得した。
その後、エルチに施された洗脳を身を挺して解除した際にカシムの意志が入り込んで暴走しそうになり、自らの意志でアイアンギアーから飛び降りて自殺してしまった。
・・・が、劇場版ではさらっと復活していた。