機体解説
火星騎士37家門が一人マリルシャンが駆る全身の大部分を真紅に塗装されたカタフラクト。
両肩・両足のコンテナに大量に搭載した遠隔無線操作端末によるオールレンジ攻撃を最大の武器とする。全周囲から放たれるトリッキーかつ高密度な弾幕はタルシスの未来予測能力をもってしても対処が困難なほど。また、この攻撃端末は手に持ってビームライフルとして使用することも可能。
近衛兵の座を賭けて行われたスレイン・トロイヤードが乗るタルシスとの決闘の際、持ち前のオールレンジ攻撃によってスレインを苦しめる。しかし攻撃端末を閉所に誘い込まれた結果、オールレンジ攻撃を無力化された事から形勢を逆転され、タルシスの格闘戦用シザースによって頭部及びそこに併設されたコックピットハッチを破壊され主を失う。
マリルシャン亡き後は彼が保有していた他の財産と同様にスレインの管轄に置かれるが、損傷箇所を修復した上でスレインの従者ハークライトの乗機として用いられる。