CV:千葉進歩
人物像
ヴァース帝国に属する火星軌道騎士37家門の一人。
火星騎士の中でも特にプライドの高い性格の持ち主であり、揚陸城に地球の植物を(雑菌が入り込むという理由で)飾らないなど地球に対する偏見も人一倍強く、その事もあって地球出身でありながら騎士に取り立てられたスレイン・トロイヤードをその技量を認めながらも毛嫌いしていた。
特にザーツバルムの死後、スレインが皇族であるアセイラム・ヴァース・アリューシアの側近としての立場を取る事、揚陸城を持たずに伯爵を名乗っている事に対して不満を募らせ、自らが地球へ差し向けたマズゥールカが敗北した事を切っ掛けに、アセイラムの近衛兵の座を賭けてスレインに決闘を申し込む。
決闘に於いては当初こそハーシェルのオールレンジ攻撃によってスレインのタルシスを追い詰めるが、地形を活かしたスレインの策にはまり形勢を逆転され、敗北。その直後にコックピットハッチを破壊された事から生身で宇宙空間へと放り出され、命を落とした。
彼の死後、揚陸城を含む資産は全てスレインに譲渡され、乗機も修復された上でスレインの側近であるハークライトの乗機とされた。