CV:夏川椎菜
人物像
ヴァース帝国第一皇女アセイラム・ヴァース・アリューシアの腹違いの妹。
皇族故に自らもアルドノアの起動権限を持つが、一方で姉のアセイラムと腹違いであった事から母親と共に冷遇されてきた過去を持ち、また強固な身分制度を作り上げてきた一族の流れを汲む自らの血筋を嫌悪している。
月生まれである為生まれつき足が弱く、生活には車椅子が欠かせない(ただし低重力空間でなら自力での歩行は可能)。
アセイラム暗殺事件の首謀者であるザーツバルムによって匿われており、自らの出自を嫌う性格も手伝って彼の野望に進んで手を貸し、ノヴォスタリスクでの戦闘の後、意識不明の重症を負ったアセイラムに代わり彼女の影武者として歴史の表舞台に立つ事になった。
同じく火星に身を置きながらも冷遇を余儀なくされて来たスレイン・トロイヤードに共感しており、かつてのアセイラムと同様に地球に関する知識を教わる一方で、自分を「アセイラムの代わり」ではなくレムリナ個人として接してくれる彼に好意を寄せる。
その為、スレインの心を惹くアセイラムに対して嫉妬の念を向けており、いつしか姉の持つすべてを手に入れようと目論むようになる。
ザーツバルムの死後、アセイラムとしてヴァース政権からの独立を表明し、その際にスレインとの婚約も公表する。
しかし、それと前後して本物のアセイラムが意識を取り戻し、スレインが彼女を危篤と偽って匿うようになった事から、想い人に蔑ろにされるようになった事への苦しみを抱きその果てにアセイラムの覚醒を知る。
そして、アセイラム生存を確かめるべく彼女が匿われている揚陸城へと単身赴き、その果てに腹違いの姉との邂逅を果たした。
一度は彼女に対して銃を向けたが、スレインへの想いが憎しみへと変わっていた事から、アセイラムと共に一芝居打ち、彼の本音を引き出すべく暗躍したが、その末に姉妹揃って囚われの身となってしまう。