ベルトルト・フーバー
べるとるとふーばー
概要
身長 | 192cm |
---|---|
体重 | 81kg |
年齢 | 16歳(13歳で第104期訓練兵団へ入団) |
出身地 | ウォール・マリア南東の山奥の村 |
誕生日 | 12月30日 |
CV | 橋詰知久 |
ウォール・ローゼ南区第104期訓練兵団を3番で卒業した長身で黒髪の少年。
アニメや公式のwebマンガでは褐色の肌をしている。
身体能力は同期の中でも高く、どの分野の活動でもそつなくこなすことができ、能力的には優秀。しかし判断を他の人に託すなど、主体性に欠ける受身な性格をしている。
当初は憲兵団への入団を希望していたが、その理由も「内地での安全と快適な生活の獲得」という特権のみを欲するというありきたりのもの。気弱さや積極性のなさは本人もよく認識しており、「僕には自分の意思がない」と自嘲し、自分なりの目的を持つエレンやアルミンを羨ましがっている。一方で巨人の恐怖を知らず、世論に押される形で訓練兵団に入団している同期たちを暗に非難している。
ライナー・ブラウンとは同郷の馴染みで、行動を共にすることが多い。5年前に巨人と遭遇しながらも生き延びたという過去を持ち、キース・シャーディスの通過儀礼を受けていなかった。
同期から密かにあだ名で「ベルトルさん」と呼ばれている。英語版におけるスペルはBertolt Hoover
原作やアニメでもほとんど台詞が無く、他のキャラの背後に立っていることが多い。
更にファンの間では、影が薄いことと名前が覚えづらいことからよくネタにされており、
わざと名前を間違えられるのがお馴染となっている。→ベルなんとかさん
しかし10巻以降、出番・セリフともに急増している。
同期のアニ・レオンハートにひそかに恋心を抱いている?
48話では寝相が非常に悪いことが判明した。
関連タグ
ネタバレ
以下に重大にネタバレあります。アニメ派及び原作未読派は要注意。
その正体は、5年前のシガンシナ区及びトロスト区の壁を破壊して人類を巨人の脅威に晒した超大型巨人。ライナー(鎧の巨人)やアニ(女型の巨人)とは人類と敵対する「戦士」としての仲間である。
地味で影が非常に薄く名前も間違えられるキャラであったが、実は1話から登場している『進撃の巨人』の象徴的存在であった。エレンにとって超大型巨人は間接的に母を死に追いやり、故郷を壊滅させた因縁の相手であり、その超大型巨人がベルトルトとわかると強い敵意をむき出しにしていた。
本人も自分たちの被害者であるエレンとアルミンに兵士に志願した理由を聞くなど、何かしら思うところはあった様子。エレンに彼の母の死を聞いた時は「気の毒だと思った」と、後にエレンに対して語っている。
「自分の意思がない」と語っていた通り自分の役割に最も忠実であり、任務遂行に関しては私情を一切挟まない性格。ライナーやアニと同じように三年間共に過ごした仲間達に対する情を抱きつつも、目的のためにトロスト区の開閉扉を破壊して巨人を侵攻させ、多くの仲間や兵士たちを死に追いやる事を選んだ。
自分の犯した罪は許されるものではないと罪悪感を抱きつつも、それでも誰かがその手を血で染めなくてはならないと、ライナーもアニもベルトルトも「人類の敵」としての立場を崩すことはなかった。