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編集者:AluminumRobot
編集内容:幼虫について

オオムラサキ

おおむらさき

日本に生殖する蝶の一種。瑠璃色の美しい翅を持ち、鳥のような力強い羽ばたきをする大型の種。一般的に瑠璃色の羽を持つのは♂のみであり、メスは茶色く地味な色をしている。

オオムラサキとは、国内で見られる蝶の一種である。

概要

鱗翅目・アゲハ蝶上科・タテハ蝶科・コムラサキ亜科に属する昆虫

国内にいる種では大型に属し、成虫で大人の(50〜55mm)ほどになる。

美しい青紫の翅を持ち、英名でも【Great Purple Emperor】(偉大な紫の皇帝)と荘厳な名を戴いている。

幼虫は夏から秋にかけて榎(エノキ)の葉を食べて成長し、地中で越冬して晩春にとなり、夏に羽化して成虫となる。

ちなみに幼虫の顔は正面から見ると見事に(・ω・)こんな顔をしているため、可愛いと一部で人気。

なお似た顔のものに同じタテハチョウ科のゴマダラチョウ、アカボシゴマダラがいる。ゴマダラチョウは国産種であるが、外国産のアカボシゴマダラは要注意外来生物である。

6月7月にかけての短い期間にのみ、成虫として活動する。

その羽音は小鳥並に大きく、非常に力強い。そしてその力強さにかなった高い飛行能力も有している。

なお、翅が青紫なのはオスだけ。メスは茶色で全体的に地味である。

(これでとある役所が病気扱いなったのは有名な話・・・)

主にクヌギやコナラなどのどんぐり系の樹木の樹液や、花の蜜を食する。

餌場では非常に勇敢で、たとえスズメバチが相手であろうと餌を得るために突進し、追い払ってしまう。

主な生息域は、北ベトナムから中国東部、そして日本全域に及ぶ。

国蝶として

オオムラサキは国を代表する蝶『国蝶』に指定されている。

しかしながら、この指定については法的根拠はなく、あくまで日本昆虫学会の指標である。

同時に日本の固有種というには分布域が広く、ミカドアゲハギフチョウ、アゲハチョウをはじめ他にも指定に適した種は多く存在するため、しばし議論の対象となっている。

森林保護のシンボル

日本の原生林里山保護のシンボル的存在としても扱われる。

一応は「準絶滅危惧種」に指定されているものの、メディアでマスコミが騒ぐほどの危機には陥っていない。これはマスコミ側が『オオムラサキ(の棲める森林を)保護すべき』という( )内の事実を薄めてしまったことによる影響が大きい。

しかしながら、保護対象が明確になったことから、森林保護運動はむしろ活発化した当たり、少々皮肉な話ではある。

関連タグ

昆虫

シモンちゃん(オオムラサキがモデルとなった御当地キャラクター)

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