人物像
デュエル・アカデミアを卒業したプロデュエリスト。丸藤翔の兄。
学園中随一のデュエル技能を持ち、優れた人格者であったことから学生間では「デュエル・アカデミアの帝王(カイザー)」「カイザー亮」と呼ばれていた。しかしプロデュエリストになってから、あるデュエルをきっかけに勝利に執着することに目覚め「ヘルカイザー亮」となった。
主人公である遊城十代を倒すほどの実力者であり、学生時代最後に行った卒業記念模範デュエルでも引き分けになり、最後まで十代に敗れることはなかった。天上院吹雪とはライバル兼親友関係にあり、彼の妹の明日香共々頭を悩ませている。弟の翔に対しては、亮本人は弟として大切に想っている。
たまに天然とも取れる発言をする。普段のクールな外見からは想像できないが、デュエルとなると徐々に熱い一面が現れてくるといった、遊城十代に似た面もある。
色々と人間味のある発言や名言の多い、GX内では比較的人気のあるキャラクターである。
天然ボケの気はあるものの、人格者で目立った欠点もない亮だが、そんな彼にも1つだけ短所が存在するのである。
それは食べ物の好き嫌いが非常に激しいということ。
タッグフォースをプレイすれば分かるのだが、パートナーの好感度を上げるためにドローパンというアイテムがあり、キャラによってパンの種類で好き嫌いが異なっているのだが、亮の場合「具なしパン」、「購買のまかないパン」、「黄金の卵パン」以外のすべてのパンが嫌いなのである。
また、漫画版GXに登場する丸藤亮もサイバーを主軸とするデッキを使用するが、漫画でのオリジナルのカード(代表モンスター:サイバー・エルタニン)を扱い、圧倒的な力を読者に見せている。
サイバー表デッキ
『サイバー』と名の付く機械族カードを中心としたデッキ。
『サイバー・ドラゴン』を初めとした融合召喚と『サイバー・ドラゴン』を進化させる特殊召喚コンボを得意としている。
彼の使用するサイバー・デッキは、遊戯王シリーズに登場した機械族デッキの中でもトップクラスを誇る。
サイバー・ドラゴン
サイバー・デッキの主力モンスター。
詳しくはこちらで。
サイバー・ジラフ
自身を生け贄に捧げる事で、カード効果によるダメージを0にする効果を持つ。
主に『パワー・ボンド』のデメリット回避様にその効果は使われている。
サイバー・フェニックス
フィールド上に存在する限り、自分フィールド上の機械族モンスター1体を対象とする魔法・罠カードの効果を無効にする守り様のカード。
攻守優れた完璧な亮らしいカードであり、十代戦(2回目)で初登場したが結局は全体破壊効果の『エレメンタル・バースト』の効果で『サイバー・エンド・ドラゴン』もろとも破壊された。
それ以降の登場では主に融合素材として扱われた。
プロト・サイバー・ドラゴン
カード名を『サイバー・ドラゴン』として扱うと言う代理効果を持っていた。
サイバー・バリア・ドラゴン
『アタック・リフレクター・ユニット』の効果で進化した『サイバー・ドラゴン』の姿。
その名の通り、相手モンスターの攻撃を無効にする効果を持っている。
サイバー・レーザー・ドラゴン
『フォトン・ジェネレーター・ユニット』の効果で進化した『サイバー・ドラゴン』の姿。
このカードの攻撃力以上の攻撃力か守備力を持つモンスター1体を破壊する事ができる効果を持つ為、このカードより強いモンスターがいても確実に倒せる。
サイバー・ツイン・ドラゴン
2体の『サイバー・ドラゴン』が融合したモンスター。
攻撃力2800とかなり高い上、2回攻撃が出来ると言う単純だが強力な効果を持つ。
特に『パワー・ボンド』の効果で融合召喚された時の攻撃力は5600とかなり強い。
サイバー・エンド・ドラゴン
カイザー亮の最凶の切り札にして、『サイバー・ドラゴン』の3体融合体の姿。
詳しくはこちらで。
漫画版サイバーデッキ
アニメと同様のサイバー系機械デッキ。
しかし違うところは、融合モンスターが一度も登場していない事である。
サイバー・ラーバァ
戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる上、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから同名モンスター1体を特殊召喚できる効果を持つ。
万丈目戦では、これでダメージを防ぎながらリクルート効果で護りだすが、『ダーク・エンド・ドラゴン』の効果で破壊されてリクルートコンボを保たれた。
サイバー・エルタニン
漫画版におけるカイザー亮の切り札。
万丈目戦では『ボーン・フロム・ドラコニス』の効果により特殊召喚され、自身の効果によって攻撃力3500となる。
さらに万丈目のドラゴン族モンスターを全て破壊し、がら空きとなった所でダイレクトアタックし、フィニッシュを決めた。