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の編集履歴2015/06/21 10:07:33 版
編集者:風乗 歩
編集内容:食料とかクワコと近縁種起源とか

概要

蚕(カイコ)とは、昆虫の一種である。

からを生産するためにクワコから5,000年以上前に家畜化されたとされる。

(ただしクワコを飼育して絹糸を採るのは難しい為、クワコの近縁種が起源という説もある)

幼虫はクワの葉を食べ、を作りになる。

成虫(カイコガ)

成虫カイコガ(蚕蛾)と呼ばれ、翅はあるが飛べない。

その昔、より多くの生糸を採る為に人間が身体を大きく改造し過ぎたのが

原因と言われている。

もし、実際に飛ばそうと思ったら、オオミズアオ辺りの大きさの

翅が必要と考えられる。

野生回帰能力

余計な話だが、カイコは野生に戻そうとしても、

枝にしがみつく力が弱い(枝から落ちる)、

葉を探しまわらない(近くの葉を食べ尽くすと餓死する)、

成虫が飛べない(交尾相手との遭遇・産卵場所への到達が困難)、

といった理由で、野生に戻る事は不可能と思われる。

カイコはもはや野生回帰能力を喪失し、人間の飼育下でしか生きていけない(完全家畜化)体になっている。

食料として

絹を採る際に繭を茹でるため、中の蛹は死亡する。

この蛹を家畜の飼料や釣りの餌、或いは佃煮や炒め物などにして人間の食料とする事がある。

栄養価が高いため、現代でも宇宙ステーションにおける軽量な食品としての利用が研究されている。

関連イラスト

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