ゼフィール
ぜふぃーる
- 君の中のパラディアームに登場するキャラクター
- GEOCONFLICT3Hell'sGateCrusaders(通称ジオコン)に登場するエルフ
- ファイアーエムブレム封印の剣及び烈火の剣に登場するベルン王国の王族
3のゼフィール
ファイアーエムブレム烈火の剣では王子、封印の剣では国王として登場するベルン王国の王族。
烈火の剣での姿
夫婦仲はそのためか冷め切っており、デズモンドは恋仲であった女性を側室に迎え入れると、ヘレーネとゼフィールを離宮へと追いやった。
なお、腹違いである妹・ギネヴィアとの仲は良い。
ゼフィールはそんな夫婦の間が良くなること・父に好かれることを夢見ていた。
しかし、民からの信頼・勉学に優れなど、自分にはない素質に嫉妬したデズモンドがベルン暗殺集団黒い牙に暗殺を依頼し、あと一歩のところまで迫る。
しかし、ニノとジャファルの裏切り、エリウッド達の妨害もあり、暗殺は失敗する。
母ヘレーネはそんな息子の思いを知り、権力としてしか見ていなかったゼフィールに夫デズモンドとの仲を良くすることを約束する。
しかし・・・
封印の剣での姿
大国・ベルン王国の国王で、突如各地へと侵攻を開始する。
彼の目的はベルンの力により全てを飲み込み大陸を統一した後、人と人の支配する世界を、私を持たない竜族に明け渡すこと・そうすることで世界を人の世界から【解放】することである。
なぜそうなってしまったかはゲームや覇者の剣で説明した通りデスモンドとはうまくいかず、猛毒による幾日にも及ぶ執拗な苦しみを与えられたことで道を踏み外し、子が親を殺めるという最悪の結末を許した自分自身を含め、人間という存在を否定してしまったからである。代々続く英雄王の子孫、ベルン王家でも稀代の名君となるはずだったのに・・・。
ただ実際、ゼフィールが述べるとおりにエレブ大陸の平和は表面的なものだけで戦争と呼べるほどの規模ではないにせよ、実情は争いが絶えず、「血で血をあらうようなものであっても戦争でさえなければ、それは平和であると言えるのか?」との問いもあながち間違ってはいないのだが。
使用武器は代々ベルン王に受け継がれる伝説の剣エッケザックスで、英雄王ハルトムートの使用した武器とされている。
剣であるが、普段は三叉の槍の形をしており戦闘になると突然大剣へと変化する。遠距離からの攻撃も可能。専用曲には「The King of Bern」「誰がための戦い」がある。
また攻撃モーションから回転王という異名を持つ。
覇者の剣での行動
三巻の冒頭から登場し、リキア攻略の作戦に失敗したナーシェンの顔を真っ青にしている。
五巻では黒い馬に乗って現れ原作通りセシリアを倒すが、漫画版の主人公アルが現れエッケザックスで剣を叩き折るなど圧倒する。直後にクラスチェンジしたアルから強力な一撃を浴びせられるも、不完全なクラスチェンジで無理に捨て身の一撃を放ったアルは既に命を落としており、手を下すまでもなくその場を立ち去っている。
最終巻ではロイと復活したアルを倒すべく封印の剣との二刀流で襲い掛かるが、原作通りロイに倒される。しかしゼフィールが倒された結果パワーバランスが崩れ、それまでゼフィールの存在によりエッケザックスを奪えずにいた骸の民に剣を奪われてしまう。
原作通り幼い頃を共に過ごしたギネヴィアに対する情は残っているものの、漫画版ではその妹にも生死の選択を迫るなど本家よりも非情さが増している。
陛下のお言葉
- (配下に敗北したヘクトルへ向けて)たった一人の勇将が、あがいたところで所詮はこの程度よ。観念することだな。
- 「わしが信じられぬのか」か・・・。フン、我ながらくだらぬことを言う。
- 逆らうものは、一族もろとも切り捨てよ。
- 血で血をあらうようなものであっても戦争でさえなければ、それは平和であると言えるのか?
- 変化に犠牲はつきものだ。それはなにも、このことだけに限られたものではない。
- (数々の困難を乗り越えてゼフィールの前へ現れたロイに対して)人は醜い。強いものになびき、これまで信頼してきたものを平気で裏切る。貴様も、何度となく裏切り者に苦しい思いをさせられてきたのであろう?
- 貴様らに、わしの行く道を邪魔させはせん!
- 人が人を・・・支配している以上、悲劇は・・・繰り返されるのだ・・・。