概要
大学時代は"東北の快腕"と呼ばれ、東北学院大学の18年ぶりのリーグ制覇に貢献。2006年の日米野球では、アメリカを無失点に抑えた。
西武ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルス(以下楽天)、読売ジャイアンツ(以下巨人)が希望枠での獲得を目指していたが、尊敬する西口文也のいる西武を選択した。
2007年、開幕後から先発ローテーション入りし、楽天の田中将大と新人王を競う。新人王は田中に譲ったが、特別表彰として、優秀新人賞を受賞。
2008年、シーズン序盤は打ち込まれることが多かったが、中盤から調子を上げ、2年目のジンクスを感じさせない活躍でリーグ優勝に貢献。8月11日には球団4000勝目を飾った。
その後日本シリーズ第4戦では、巨人相手に毎回奪三振をと日本シリーズ初登板初完封を共に達成した。第6戦ではリリーフ登板し、12イニング連続奪三振の新記録も樹立。第7戦で西武は巨人を下し、岸はこの活躍を称えられ、日本シリーズMVPに輝いた。
2009年、WBCの候補になるも、ボールに対処しきれず脱落。その鬱憤を晴らすかの如く、開幕から6連勝。7月20日には松坂大輔以来となる"入団から3年連続の2桁勝利"を達成。
2010年、開幕3戦目で敗れた後7連勝。ナイトゲームでは12連勝を記録した。6月29日に離脱してしまうが、9月25日にプロ入り初セーブ。最終戦で10勝目をマークし、球団史上初の"入団から4年連続2桁勝利"を達成。
2011年は不振に陥り、8勝9敗に終わり、連続2桁勝利も4年で途絶えた。
2014年に涌井秀章が移籍し、エースとなる。5月2日の千葉ロッテマリーンズ戦でノーヒットノーランを達成した。