JR西日本と北越急行の交直流特急型電車。
概要
北陸方面で運用されていた485系を置き換えるため1992年(平成4年)に先行試作車(1000番台)が登場。量産車(0番台)の登場は1995年(平成7年)。また1997年(平成9年)には“はくたか”で相互乗り入れを行う北越急行も2000番台を増備。
交直流電車としては初めてGTO素子によるVVVFインバータ制御が採用された。北越急行ほくほく線内では在来線最速となる160km/hで運行していたが、特急はくたかの廃止に伴い現在の運転最高速度は130km/h。
先行試作車は9両固定編成で登場したが、量産車は基本編成は6両固定編成、付属編成は3両固定編成を組み、増解結に対応できるようにした。その後先行試作車を6両+3両にする改造を実施。683系のデビュー後は、683系との併結運転も行われる。北越急行の681系2000番台と683系8000番台は特急はくたかの廃止に伴いJR西日本へ売却、入籍となった。
営業中の定期特急列車(2015年3月現在)
(大阪~金沢・和倉温泉)
(名古屋・米原~金沢)
(金沢~和倉温泉)
おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス・ダイナスター
(福井~金沢)
びわこエクスプレス
(大阪~米原)
2015年3月現在、ほとんどの681系が特急しらさぎメインの運用に就いており、特急サンダーバードメインの運用に就く編成は6両固定編成1本、3両固定編成5本と少数である。