「ハセヲ...真実を知りたいとは思わないか?」
概要
THE World R:2
銃戦士オーヴァン。仕様外のモデルである巨大なギブスで左腕を覆っているほか、PCそのものがエリア一つ分に匹敵する大容量を内包している、桁違いのチートが施されたPCである。
キー・オブ・ザ・トワイライトを探し求めるギルド「黄昏の旅団」の元ギルドマスター。常に冷静沈着で、感情を表に出すことはなく、質問には比喩表現を交えた遠回しな言葉でしか応じない、よく考えるまでもない変人。
不思議な魅力とカリスマ性を持っていて、「黄昏の旅団」のメンバーは彼に惹かれて在籍している者がほとんどであった。
偶然PKから助けた縁でハセヲとは師弟のような関係ではあるが、志乃から好意を持たれている事もあり、彼からは羨望と嫉妬の複雑な感情で見られている。
劇中ではハセヲの行く先々に現れ、謎めいた言葉や助言を残していく。
リアル
犬童雅人
1991年生まれの男性、天才的なハッキング技術を持つ。
2017年時点ではネットワーク管理局(NAB)の調査員だが、以前から様々な職を転々としている。
志乃曰く、容姿は結構かっこいいらしい。
登場作品
関連タグ
※この先は.hack//G.U.の最も重要なネタバレが存在します |
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「さぁ、俺を斃せ、ハセヲ!! そして、お前の真実を―――奪い返すがいい!!」
正体
その正体はAIDA「Triedge<トライエッジ>」に寄生された真の三爪痕(トライエッジ)にして、最初に覚醒したモルガナの第八相「再誕」コルベニクの碑文使い。
左肩のギブスは寄生したAIDAを隠匿・封印するためにつくり出した碑文の産物で、あの三爪痕は両手の武器と第三のAIDA触手により放っていた。
この”異形の聖痕”は異常な威力を誇り、一撃で相手のPCボディをバラバラに吹き飛ばすほど。
TLILOGYではパイとクーンを憑神を呼び出す隙も与えず惨殺し、ハセヲの手足を吹き飛ばした。
直接な描写は無いが、恐らく本編でも蒼炎のカイトを同様の方法で撃退しており、”勝利祝い”と称して防御に用いたのであろう曲がった虚空ノ双牙をもぎ取った彼の腕ごと放り投げてくる。
榊をけしかけて、AIDAを与えたのも彼の仕業だった。
真実
実は彼の両親は既に死去しており、男手ひとつで年が14歳も離れた妹である犬童愛奈(アイナ)を育てていたが、難病に掛かってしまったために現在はドイツの施設に入院させている。
そのために離れ離れで生活している愛奈に会うための場所としてThe worldをプレイしていた。
しかし不運にも「創造主の部屋」にて未知の生命体、AIDAに遭遇してしまう。
妹を庇ってPCに、脳に寄生されてしまったオーヴァンはAIDA「Triedge<トライエッジ>」に操られるまま、愛奈を未帰還者にしてしまった。(この時のショックから「再誕」の碑文に開眼した)
その後、「キー・オブ・ザ・トワイライト」にまつわる究極AIの御力を借りてAIDAを駆除し、最愛の妹を救い出すことを秘めた目的として「黄昏の旅団」を立ち上げた。
....が、愛奈のときと同じように再びAIDAが暴走、グリーマ・レーヴ大聖堂に傷痕を刻み込むとともに志乃を未帰還者にしてしまう。
そして、愛奈を助けるための時間(意識不明では難病の手術が出来なかった)も自身に寄生しているAIDAを抑えることも厳しくなり、彼は最終手段を選ぶこととなる。
最終手段とは、すなわち”全ての碑文を喰らい真に覚醒した死の恐怖、ハセヲ(スケィス)によってコルベニクの「真の再誕」を発動し、ネットワークをリセットすること”であり、それにより自分もろとも全てのAIDAを消滅させることを目的に暗躍することとなる。
ハセヲを言葉巧みに惑わし、誘導し、自分の正体を伏せたまま彼の成長を促した。
そして、最後まで悪役を演じ続けた彼の計画は終に成功する。
「再誕」発動後、愛奈は救われるが彼自身はリアルでも精神面に重大な損傷を負い意識不明となってしまった。再誕の余波は世界規模のネットワークトラブルを生じさせ、あらゆるものが被害を受けた。これによる膨大な経済ダメージ、交通、医療トラブルにより死亡した人も多く、CC社から全責任を押し付けられた犬童雅人は人類史上最悪の犯罪者として名を刻まれることとなる。
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