概要
私立巡ヶ丘学院高等学校二年B組。学園生活部の遠足で行ったショッピングモールでゆき達と出会い、後に入部。公式での愛称は「みーくん」だが、その呼び名を使っているのはゆき(と読者)だけ。しかも本人はその呼び名は不本意のようだ。
また彼女の苗字にもなっている直樹姓は稀少ながらも実在するが由来や起源などは一切不明。分布としては愛媛県松山市で少数のみ確認できる程度である。
青色の瞳でパールホワイトのショートヘアーをしており若干コーカソイド(白人)寄りの雰囲気、スレンダーな体型とも相まってややボーイッシュ。アクセサリーの類は身につけておらず制服のサスペンダーも部内で唯一しっかり着用している。
ただし、足元はガーターベルト付きストッキング。カラー口絵などでは挑発的なポーズを取っている事が多いため、ボーイッシュな外見にも関わらず「学園生活部のエロ担当」などと言われることも。
ただ顔立ちはどうあれ体格が標準の男子高校生よりも※明らかに小柄なので彼女を男の子として認識することはまずないはず。そもそもミニスカートを履く男子なんて常識的に考えているわけないのだから。
※アニメの12話では身長が低いのかゾンビの群れをくぐり抜ける事が出来ずに棚の上に飛び乗っていた。
クールで現実的。毒舌家で先輩達(特にゆき)相手でもジト目で毒を吐く。ただし行動の読めない先輩達(特にゆき)に振り回されることもしばしば。読書家で部の頭脳担当になりつつある。
アニメ版では学園生活部のペットの太郎丸と仲良くしたいが、ぬるオーラがないせいか太郎丸から避けられてしょぼくれるシーンも多い。
同学年の友人に祠堂圭が居る。
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以下、ネタバレ注意
原作
ゾンビパンデミックが起きた日、友人の圭と共にショッピングモールに逃げ込む。
そこで少数の生き残りと共にショッピングモールでなんとか暮らしていた。
だが世話してくれた青年リーダーがゾンビに噛まれて発症を恐れた際に蝋燭を倒して火災が発生。
圭とみーくんを除いた生き残りが全滅。
その後も圭と共になんとか暮らしていたが、終わりなき閉じこもりに限界を迎えた圭は「生きてるだけでいいの?」と言い残して外へ脱出。
みーくんはショッピングモールで一人で生活する事になる。
だが一人でショッピングモールに籠城していた事で精神的に限界を迎えつつある中、「遠足」に来た学園生活部のゆき・くるみ・りーさんに助けられて高校に帰る。
当初は幼児退行したゆきの世話をする事の共依存関係に反発していたものの、生き延びるために学園生活部への「仮入部」を決め、以後は少しずつ打ち解けていき、ゆきの本心を知ったことで正式に「入部」する事を決める。
くるみの代わりに戦闘を行う事もあり、めぐねぇと面識が薄かった事が学園生活部の窮地を切り抜ける鍵となる。
打ち解けて以後は表情が明るくなり、くるみからは冗談交じりで「どこかしらゆきに似てきた」と言われるようになった。
現在では先輩たちから頼りにされている一方、彼女たちの「隠れた一面」や「他の2人に知られたくない事」を垣間見てしまう事がしばしばあり、何かと気苦労の多い立場にいる。
高2だがヘリ落下で炎上して使い物にならなくなった高校を放棄する時の「卒業」でも当然、学園生活部の先輩達と共に脱出。その際、黒板に圭に「私、生きてて良い事あったよ」というメッセージを残した。
ちなみにガーターベルトはゾンビ事件が起こる前から付けている。
登場時に読んでいた洋書は「ザ・スタンド」。
他にもBDの棚に収められたB級ホラーに「前から観てみたかった」と目を輝かせるなど
実はホラー物全般のマニアである事が示唆されている。
アニメ
アニメ版では1話から学園生活部に既に入部してから始まるが、2話でのりーさんとのやり取りを見る限り「ショッピングモールに立てこもっていた」「当初は一人でなかった」という設定は原作と共通している事。
また原作ではみーくんが入部する前に処理されていた太郎丸が、アニメ版では学園生活部のペットとして飼われている。