概要
人生に後悔している漫画家・納戸理人が「記憶を持ったまま人生を何度もやり直す」というループものの作品。
映画版
1992年に『未来の想い出 Last Christmas』として映画化される。監督は森田芳光。
主人公は原作と違い、女性の納戸遊子(清水美砂)。原作者・藤子・F・不二雄も2周目の人生で出逢う占い師役で出演している。また、赤塚不二夫や石ノ森章太郎といった大物漫画家がパーティーの客として出演している。
映画版登場人物
- 納戸遊子(清水美砂)
女性漫画家。
- 金江銀子(工藤静香)
遊子の友人。
- 倉美タキオ(デビット伊東)
ファッションデザイナー。2周目以降での銀子の恋人。
- 夏木寿也(和泉元彌)
狂言師。2周目で出逢った遊子の恋人。
余談
- タイトルに『Last Christmas』とついているが、公開日は8月29日。
- 挿入歌として『異邦人』(久保田早紀)『街角トワイライト』(シャネルズ)『浪漫飛行』(米米CLUB)といった楽曲がふんだんに使用され、それと同時に歴史的映像が流れた。
- 夏木役の和泉元彌はこれが外部出演デビュー作。ちなみに当時18歳(高校3年生)で当初の予定では『舞踊家』という設定だったが、諸事情により彼の本職である狂言師に変更となった。