矢沢

やざわ

矢沢とは日本人の一般的な苗字であるが、ここでは仮面ライダー剣に登場するカプリコーンアンデッドの人間態の矢沢について解説する。

「フォォォォオウ‼」

演/是近敦之

概要

カテゴリーQで唯一の“男性”で、派手な洋装と丸いサングラスを掛けたエキセントリックな青年の姿をしている。一人称は「ボク」。

ちなみにQのカテゴリーを意識してなのか、初登場時はおネエ口調で話すなど、あっち関係のような振る舞いをしていた。

奇矯で短絡的な性格の持ち主で、ピーコックアンデッドやウルフアンデッド同様に自意識過剰な上に人間を嘗めている一面を持っており、初めて仮面ライダー剣と対峙し敗北した際は人間ごときに敗北した事に腹を立てて物に当たり散らしていた。

なお、この姿のままでもセンチピードアンデッドを軽く一捻り出来る程に戦闘能力も高く、レイザーラモンHG宜しく「フォオウ!」との雄たけびと共に口から青い衝撃波を放つ特殊能力を使用することができる。

吉永みゆき＝オーキッドアンデッドの策略を阻もうとする剣の前に立ち塞がり対峙するが、相手を侮り過ぎて『ライトニングスラッシュ』に怯みに敗走。

屈辱のあまり荒んでいた時に近付いてきたオーキッドアンデッドにまるめ込まれて自身のプライドをかなぐり捨てて一時共闘関係を築くと彼女が虎太郎を人質に取ったことを利用して剣崎にブレイバックルを手放すように要求。

剣崎が要求を呑んで手放したのを見届けると本来の姿に戻り襲い掛かるが、カリスが乱入して来たために形勢は逆転。

結局ブレイドバックルは虎太郎によって剣崎の手元に戻ってしまい、最後は剣の猛攻の前になす術も無く押され、『ライトニングソニック』の直撃を受けて封印された。