※この記事は単行本未収録の内容を扱っています。
何回も言わせないでよ。オレの師匠は鳩原先輩だけだ
人物像
ボーダー本部所属B級2位チーム影浦隊の隊員。14歳の中学生。
ポジションはスナイパーで、主にイーグレットを使用する。
伏し目がちで、目が前髪で隠れそうになっている小柄な少年。
かつて二宮隊に所属していた鳩原未来の弟子であり、鳩原がボーダーから姿を消した今でも彼女のことを尊敬している。
ただ、その鳩原が所属していた二宮隊とは何らかの確執がある模様。
奈良坂透によれば、冬島隊の当真勇と同じ「型にはまらない自由な才能」の持ち主であり、通常狙撃訓練ではその当真と一緒になって狙撃で的にイラストを描いていく『遊び』を行っている。
当真からは弟子扱いされているが、ユズル本人は当真を自分の師匠とは認めていない。
鳩原と同じく人が撃てない雨取千佳に対して好感を抱いている節があり、彼女と話している時に頬を赤らめていたり、普段滅多にランク戦の記録映像を見ない影浦が三雲隊の映像を見ているのに乗じて自分も見ようとしたりしている。
その後のランク戦でも影浦を援護する形で千佳のピンチを救っており、人が撃てない千佳に打開策として過去に師匠の鳩原が考案した、弾速重視の「ライトニング」と弾丸が命中した相手に重石を取り付ける「鉛弾(レッドバレット)」の組み合わせを教えている。
知り合って以来何かと千佳に協力的なため、千佳の友人の夏目出穂からは千佳に惚れていると思われているが、ユズル本人は飽くまで千佳に鳩原の二の舞になってほしくないと考えている。