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摩天楼のホワイトクリスマスの編集履歴

2015-12-10 19:17:19 バージョン

摩天楼のホワイトクリスマス

まてんろうのほわいとくりすます

『摩天楼のホワイトクリスマス』はテレビアニメ『おそ松くん(1988年)』41話である。 関東での本放送日は1988年12月24日のクリスマスイブである。

あらすじ

ダヨンホテルでボーイとして働く勤労少年チビ太は忙しい仕事をこなしながら怪我をしたスズメの世話をする心優しい働き者であった。

クリスマス前日、チビ太はホテルの前で命を断とうとした歌手志望の少女・トト子を救い介抱する。それと同時に大物ミュージシャンを自称するイヤミが客として来訪し最高級の部屋に案内した。

やがてクリスマスのその日、大物歌手フランク・ハタ坊のディナーショーがホテルで行われる事となったのだが、かねてからの大雪で開始が遅れてしまう事となり、チビ太は急きょトト子とイヤミに前座を依頼したのだが………。


登場人物

チビ太…主人公。ホテルのボーイとして働く勤労少年。同僚である六つ子やオーナーであるダヨーン、医師デカパン等周囲からの信頼もある働き者。


トト子…もう一人の主人公。才能ある歌手志望の少女。本番で才能を発揮できずクラブをクビになり挫折、トラウマから睡眠薬自殺を図ったがチビ太に救われる。やがて、大物歌手の前座として舞台に立つように依頼されるが…。


イヤミ…自称一流ミュージシャンだが実態は無銭飲食を繰り返す詐欺の常習犯。しかし、かつてはそれなりに売れていたミュージシャンだった。チビ太に無罪放免と引き換えに演奏の依頼をされるが…。


ダヨーン…チビ太の勤務するホテルのオーナー。チビ太をかなり信頼している。


テカパン…チビ太の知り合いの医師。


六つ子…チビ太の同僚。本編よりも比較的関係は良好。


フランク・ハタ坊…大物歌手。


評価

ブラックギャグが多めの『おそ松くん』の中の感動系の名作と評されるエピソードの一つ。

本放送日がクリスマス・イブというタイムリーさ、アニメ本編ではあまりお目にかかれない「綺麗なトト子」、全体的に美しく綺麗にまとまった話など、現在でも名作と評価されている。


原典(?)

チビ太主役の『てっぺん物語』。

36階建ての高層ビルの屋根裏部屋に住む勤労少年チビ太が世話をしていた仔スズメ・チュン吉を助けようと四苦八苦する話。

こちらではスズメを世話するチビ太の悪戦苦闘を中心とした心温まる物語で、原点はロアルド・ダールの短編小説。


関連項目

おそ松くん チビ太 イヤミ トト子 クリスマス

松田聖子…本編ではトト子が過去にかつて所属していたクラブのオーナーに譬えられた歌手。持ち歌「Sweet Memories」もトト子が歌唱している。

アルトサックス…本エピソードでのイヤミの楽器。

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