ホエホエ
曖昧さ回避だス
- 主に運動会などで『デカパン競争』と呼ばれる種目に使われる、巨大なトランクスタイプのパンツの事。左右別々に人が入り走る。
- 『おそ松くん』のキャラクター。本項で説明。
ホエホエ、概要ダス
CV:神山卓三⇒和久井節緒(1作目)、大平透(2作目)、上田燿司(3作目=おそ松さん)
いつもデカいパンツ一丁の姿で登場するおじさん。
その大きなパンツの中にはいろいろな物が入っていて、日々必要な物の他にもトンカチやノコギリも入っている。生きた猫まででてくる。
口癖は「ホエホエ」。「~だス」と語尾につけて喋るのも特徴。
各作品・他作品などだス
『おそ松くん』
基本的には温厚でいい人。話によって配役が変わるが、もっぱら金持ちや研究者、医者役での登場が多い模様。ただし話によってはマフィアのボスなど悪役でも出演している。
そして時にはこいつおまわりさんです。いつも通りのパンツ姿に警察帽を被っているという出で立ちである。
科学者「デカパン博士」として登場する際は様々な発明品を作り出すが、猫を人間の本音がわかるようにしたり、人格が入れ替わる薬を発明したりと、専ら騒動の原因になることが多い。
『おそ松さん』
主にデカパン研究所の所長を務めている。
5話Bでは十四松の「一松がネコと話せるようにしてほしい」という頼みを聞いて薬を提供したり、第六話では行き倒れたイヤミを介抱し、彼の前歯から偶然にもレアメタルを発見するなど、人助けの描写が多い。
前述のエスパーニャンコの際の「気持ち薬」や、10話でイヤミとチビ太に提供した「美女薬」など、科学者としてはかなり優秀のようである。
なお、3話では正義の味方デカパンマンに扮し、トト子やチビ太を助けようとするが……**この文章は銃始末されました**
他には2話Aパートでブラック工場の所長役、同話後半で橋本にゃーの握手会スタッフ役として登場。
ちなみに封印された1話では校長先生として登場していたが、リアル頭身の絵柄で普段通りパンツ一丁のまま現れ、チョロ松から「ただの不審者だから!」などと激しいツッコミを受けていた。
ダヨーンとの主役回である7話B「北へ」ではオーロラを見に行くためにダヨーンと共にアメリカからカナダを目指して北へ行くが…寒冷地でもパンツ一丁だったために氷漬けになってしまう。
その後はダヨーンに引っ張られながらも旅を続け、そして一人でしか渡れなさそうなボロボロのつり橋前にてダヨーンはデカパンとの思い出に浸るが…。
主役回ながらかなり不遇な役柄であった。
8話A「なごみのおそ松」ではまたもや氷漬けになった姿で登場。おそ松は氷を砕こうとしたが、実はその氷でかき氷を作っていただけだった。
続くBパート「トト子の夢」では、アイドルの楽屋にて一瞬だけ2話以来のアイドルのスタッフとして登場。楽屋のあまりの魚臭さにトト子の近くで倒れている役と、ラストに巨大ロボとなったトト子の肩に乗っている役というほんの2場面だけであった。
9話B「恋する十四松」ではおそ松が行ったレンタルビデオ屋のアダルトコーナーに居たが、その格好のせいか店員に強制連行されてしまった。
10話では誰でも美女になる薬、「美女薬」(見た目はどう見てもデカパンのパンツ)を開発し、イヤミとチビ太に提供している。服用前に「いきすぎた美貌は人をダメにする」と二人を諭そうとするが、全く話を聞いていなかった二人はそのまま薬を服用してしまう。その後自らスカートをたくしあげた二人によりデカパンは鼻血を噴き出してノックアウトし、「だ…抱かれたい」と呟いた。
11話では久々にダヨーンとの主演となる「愛」で二人で楽しそうにクリスマスパーティを開いていた。その後、酔った勢いで路上に繰り出した二人はたまたま目に留まった光の溢れる扉の中へ真剣な表情で入っていくが、その先は…。
13話Cでは正月の夜にダヨーンと共に松野家の前を歩いている姿が一瞬登場。
16話A「松野松楠」では、全てがカッサカサになった世界で人々からローションを搾取する悪の親玉・テカパン(デカパンではない)として登場。邪悪ケチ陰険ブサイクで聞こえたテカテカボーイズの底力を見せてやろうとするが、F6の美しさに骨抜きにされてしまう。
17話「十四松と薬」では、デカパン研究所にやってきた十四松にホームランが打ちたいからドーピングをしてくれと頼まれ、「それはいい考えダス」と言い注射を施すが…?
また十四松によって概念化された世界では「大」と表現されていた。
18話Bではダヨーンと共に「ベストフレンド」というマシンに乗り主役争奪レースに参加。冒頭では「争いごとは苦手」と言っていたが、イヤミの車(?)に細工を施し爆破したほか、トップを走り始めた際にはキャラも語尾も捨て「主役はワシらやっちゅーねんボケ」「ワシらのグッズもぎょうさん出さんかい~‼」と叫びながらマシンガンを乱射するなど非常にゲスい行動を連発していた。その様子は実況アナウンサーに「世の中で一番怖い存在、本気を出したおじさん」と言わせるほどである。
その後六つ子のスーツを着て2クール目OPを歌いながら花畑を快走していたが、ミスターフラッグの車を奪い追い上げてきたイヤミの罠にかかり死亡。おそ松とイヤミが死闘を繰り広げていた最中に主役への執念から復活し、「デカパンクラスタが待ってるダス‼」と叫びながらゴルフクラブでダヨーンに殴りかかっていた。
19話A「時代劇おそ松さん」では「松尾バショ~ン」と「デカパン裁き」に登場。詳細はリンク先へ。
20話C「イヤミの学校」ではダヨーンと共に劇場スタッフとなり、新入りの六つ子に対して「先輩の前に出る時は絶対にウケすぎちゃ駄目ダスよ」と軽くアドバイスをした。
22話B「ファイナルシェー」にて、ラスト付近イヤミが起こした「ファイナルシェー」の衝撃による竜巻に巻き込まれている形で一瞬だけ登場した。
24話B「手紙」では、再び博士となって登場。バイトの決まった十四松に1人暮らし用の住居を紹介し、ケガをした十四松を心配するなど面倒見が良い模様。
だが25話では、ドラフト選抜を決める野球試合でおそらく誰得なチアガールになって六つ子たちを応援する。そして、宇宙最強チーム「四銀高校」に次々とやられていく松野家チームの元にダヨーンと共にいかにも強そうな容姿(本人曰く「妬みと性欲で手に入れた姿」とのこと)となって現れるも、隕石によって宇宙船もろともやられてしまう。
『もーれつア太郎』
基本的に長編シリーズに他の『おそ松くん』キャラクターと一緒に登場。だが、彼のデカパン姿は登場せず、一貫してその物語に合わせた格好で登場する。博士役でも登場。
『花のデコッ八 デコッ八の地下鉄職場』では、主役を務める。スリに手を染める少年デコッ八はサイフを盗った事がバレてココロのボスに交番に突き出されようとしていた。そこにデカパンが泣きながらデコッ八は自分の息子だと言い「この親不孝ものめ」などと罵りながら叩いた。それを見たココロのボスは「もういい」と解放する。だが実はデカパンは父親ではなく刑事(「デカ」と読み「刑事パン(デカパン)」)。デコッ八は何故庇ったのかを問う。デカパンは今日でスリを止めるのだろうと返す。デコッ八は泣きながら去っていくデカパンの後姿を見ていた。それから数年。デカパンは定年間際になっていた。事件が起こり対象のビルにダヨーンと一緒に駆け付ける。しかしダヨーンは緊張してなかなか用を足すのが終わらないので一人デカパンはビルへ。強盗を見つけるも、銃を持っていなくて逆に拉致されてしまう。アジトの物置に監禁されるデカパン。そこでデコッ八に再開する。まだ悪いことをしているデコッ八を見て困った顔をするデカパン。デコッ八はスリを止めたせいで実父の病気のお金が払えなくなり死なせてしまったことを嘆き、自分はグレてしまったという。何も言えなくなるデカパン。
そこへアジトのボスが物置に入ってくる。ボスはデカパンとデコッ八が知り合いだったことを知り、二人を殺そうとする・・・。
『まかせて長太』
長太と父が宣伝しているときイヤミにバカにされて怒っているときにデカパンが現れる。笑い薬を作っていてその実験台になるように依頼する。目的は虫歯をぬく際に苦痛を感じたくないから。デカパン博士は沢山実験動物を飼っていた。しかし動物たちも実験台にされたくないのでデカパンの前では常に笑顔。動物たちは自分の実験が面白くて笑っているというが、長太たちは動物たちの気持ちを悟ってしまい、来ないほうが良かったかもと後悔する。
pixivでの扱い
『おそ松くん』時代から博士役として様々な発明品を制作してきたことから、『おそ松さん』関連の二次創作ではデカパン博士の作った発明品や新薬をいわゆるドラえもん的な便利アイテムとして登場させるケースが多々見られる。
原作に登場したアイテムに限らず、オリジナルの発明品が作られていることも多い。