概要だジョー
語尾に「〜だジョー」を付けて喋る男の子。
頭に刺さってる旗は取り外し出来る。
アニメ版「おそ松くん」や「おそ松さん」ではオーバーオールをよく着ている。
イタズラ小僧で六つ子と対立することが多いチビ太と比べると性格は素直で気弱。
メインを張ることは多くないけどチビ太やイヤミ辺りにいじられることは多い。
いつもと舞台と設定が違う特別編だとボスや権力者役に付くこともあったりと美味しいところは頂くジョー。
中の人は、貴家堂子(第1作)、真柴摩利(第2作・CR)、斎藤桃子(3作目=おそ松さん)が担当しているジョー。
各作品の扱いだジョー
「おそ松くん」では
「ハタ坊 勇気をだす」は主役回の一つ(ebook版では20巻に収録)。
道でチビ太が突き飛ばされて怪我をしたので警官が目撃者をつのる。ハタ坊は、イヤミがチビ太を転ばせて逃げる場面を見ていたが、イヤミを恐れて言い出せない。
しかし、飲めば勇気が出るという「勇気の水」を神様にもらって飲んだハタ坊は、やはり警察に言おうと決める。そうはさせまいと脅しにかかるイヤミだが……という話。
普段のハタ坊は、六つ子やイヤミがしでかした過ちを自分のせいにされても違うと言えないどころか、怒られた勢いで思わず自分がやったと謝ってしまうほど気が弱い。そんな彼だが、命がけで決心を通そうとする芯の強さも見せた。
アニメ2作目の第17話「ハタ坊、勇気を出す」では劇画調の顔になる場面があった。
ちなみに、脅しの一環としてホラー漫画を見せられたり絶叫マシンに乗せられたりもしたが、そこは全く怖がらずに楽しんでいて、逆にイヤミだけ怖がる始末だった。
「オメガのジョーを消せ」(ebook版24巻)も主役回。
ジョーことハタ坊は、かつて裏切られたイヤミに復讐をしようとする凄腕のヒットマンである。イヤミの仕向けた刺客を次々と倒しとうとう目前へと迫るが、意外な真実が待ち受けていた。
いわゆるパラレル長編でギャグは殆ど無く、画風もいつもと違う。
アニメ2作目では第59話「ハタ坊は正義の味方だジョー」にあたるが、こちらは正義感で仕事を引き受けるなど設定が原作と異なる。標的への仕打ちは着ている服を吹き飛ばして恥をかかせるという方法になっている。
アニメ2作目では他の人をさん付けで呼ぶのだが「しゃん」に聞こえる(「六つ子しゃん」「チビ太しゃん」など)。
その他の赤塚漫画では
「もーれつア太郎」の原作版ではチビ太と共にア太郎のクラスメート。
六つ子と火の用心の見回りをしているときに偶然町外れにある、いつも人が居ないはずのオンボロビルにあかりがついていることを不思議に思って、六つ子、イヤミと一緒に銀行強盗に捕まっていた、ア太郎と×五郎親子を見つけ助け出した。
他にもパラレル物長編にも登場する。
「レッツラゴン」ではゴンの5人いる兄のうちの一人で故人。
おそ松、チビ太とも兄弟で、ゴンの母と一緒におそ松の死を目の当たりにしてショック死してしまった。
「おそ松さん」では
見た目に変化はないが、アソコはアフリカ人並になった。
さらにコンサルタント業で某国の要人も御ひいきにするほどの大金持ちになって、超高層ビルをぶっ建ててミスターフラッグなんて呼ばれてたりしてる。
11話では、美女達と豪華客船でフィンランドまで旅行した。
(因みにその客船に輝くFRAG(破片)の文字は、FLAG(旗)が正しい表記であると思われる。)
主役回では「友達」が話の鍵となって突拍子もない行動を取ることが多い。
(第6話「おたんじょうび会ダジョー」、2期第6話「ともだちがほしいじょー」など)
なお、20話Aでは・・・→教えてハタ坊
24話Bでは、なぜか十四松と同じ職場で働いていた。
だが25話では、ドラフト選抜を決める野球試合では、自分の旗で六つ子たちを応援したり、途中からは松野家チームに参加し、大きなトゲ付きの旗で相手チームの尻を刺すなど活躍を見せた。だが、宇宙最強チーム「四銀高校」の圧倒的な強さにやられてしまう。
2期1話では一時的に大人っぽい容姿になった(前半では背が伸びてヒゲを生やし、スティーブ・ジョブズみたいな服を着て丸眼鏡をかけていた。また、後半のちゃんとした未来でも通常の服のままで頭身だけ伸びた)。しかし2話以降は元に戻った。
2期6話ではおとなしかったが14話からは元気にUMA探検隊に参加していた。
2期25話では他のみんなと共に六つ子を助けるべく活躍した。
劇場版『えいがのおそ松さん』ではテレビ版と変わらない外見で三輪車に乗っていた。六つ子のように学校に行っていたかなどは不明。
1期の15話Cではドブスに捕まったり、17話で概念化した世界では文字の登場でしかなかったり、18話Bでは、「イヤミカート」に参加するが、イヤミにレースカーを乗っ取られ、灰になって消える、さらに19話Aの中の回、「グラサン風来坊」で誤ってカラ松に刀で体を切り刻まれる(後にカラ松もなぜか、体がバラバラになってしまった。)など扱いが結構ひどくなってる。
2期5話の「じょーず」でもサメに食われ、2期22話ではビームの直撃を受けた。
劇場版でもゾウに追い回されるなど、やっぱり結構ひどい目に遭っている。
ドラマCD『松野家のわちゃっとした感じ』第1巻のエピソード「ややこしいじょー」によると六つ子の見分けはつかない。あるいは、つくかもしれないが個々の名前を気にしていない。でも、まとめて友達と思っている。
アプリ『おそ松さんのへそくりウォーズ』では、「おたんじょうび会ダジョー」に登場した大きな旗棒をよく武器にしている。ストーリーイベントでは大企業フラッグコーポレーションの社長として色々なビジネスのために動いていることが多く、ときには陰謀をめぐらす黒幕のような役回りもやってのける。
実写版おそ松さんでは加藤諒が演じ、物語終盤にある意味衝撃的な形で登場。