※この先は、本編に関する重大なネタバレが含まれております。閲覧の際には充分ご注意下さい。
6つ子がなんだかすごいらしい「センバツ」優勝を目指す!
※本作の公式サイトから引用
概要
『おそ松さん』(第1期)に登場するエピソードで、第25話(最終回)のサブタイトル。初回放送は2016年3月29日(28日深夜)で、6つ子のメイン回である。
ストーリー (ネタバレ注意)
チョロ松が手紙をポストに入れようとした瞬間、突然その手紙が謎の自然発火現象を起こす。彼はその出来事に戸惑いつつも念の為に用意していた予備の分を取り出すが、それも一瞬で火に包まれてしまった。
一方、おそ松の元に届いたのはチョロ松からの手紙ではなく第88回センバツ◯◯◯◯大会の21世紀枠への招待状だった。就職や自立している場合ではないと知らされた5人の弟達は自らの業務や使命を全て放棄し、再び集結した松野家で絶対に優勝する事を誓う。
その後、とあるくじ引きが行われていた会場では6つ子達が待ち時間中に「もしセンバツで優勝したら一体何を叶えたいか」という話題で盛り上がる中、代表のおそ松が引いたくじ引きによって4日目の第3試合から出場する事が決まる。数日後、謎の開会式を経て遂にその火蓋が切られるが、野球童貞が仇となった彼らは1回戦コールド負けであっさり敗退してしまった。
それでも、1年後に紆余曲折を経て強くなった状態で再出場した松野家チームはあの手この手を使って決勝進出を決める。そして、決勝戦では宇宙の何処かに存在する球場で第四銀河大附属高校との最終決戦に挑むが、あまりの戦力に誰も叶う者は無くあっという間に9回裏まで追い詰められてしまう。
しかし、既に多くの仲間を失った中で復活したトト子から「優勝したら××××する権利をあげる!」という宣言で覚醒した6つ子達はいきり立ったバットで最後の総力戦に臨む。だが、それでも結局彼らの魔球には敵わず6人はその衝撃波で場外へ飛ばされてしまった。
その後、宇宙では優勝を果たした第四銀河大附属高校の卑猥な校歌が完全に気絶している6つ子達の元にまで響き渡ったのであった。
へそくりウォーズ
センバツ&チアガール
祝・松野家出場!
優勝目指してプレイボール!
6つ子達は2016年7月25日にプレミ松ガチャ(★4)、サブキャラ達は同日~同年8月9日まで開催されたイベント『第89回センバツ★○×∴大会』のイベントガチャ(★3)で実装された。今回のエピソードの後半以降をベースにした内容で、一部のステージ名には本編では名前のみの登場で実際に対戦しなかったチーム名が記載されている。
なお、記号の表記は紹介文で判明している(ただしタイトルロゴではモザイクがかかっている為、本編と同様に上手く解読する事が出来ない)。
おそ松:センバツ |
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センバツユニフォームのおそ松。背番号は1。振りかぶる姿は気迫がみなぎっているが、すでにビールを飲んで酔っ払っているようだ。 |
カラ松:センバツ |
センバツユニフォームのカラ松。背番号は∞(無限大)。ウエイト代わりの重い革ジャンとテンガロンハットを放り投げ、キャッチャーのポジションに着き、謎のサインを出す。 |
チョロ松:センバツ |
センバツユニフォームのチョロ松。背番号は3。ビールを飲んで酔っ払い、相手のミスを誘うように「しくれ〜!」と邪気を送る。 |
一松:センバツ |
センバツユニフォームの一松。背番号は4。試合中でも常にマイペース。 |
コーチ松を死なせてしまった責任を感じている。 |
十四松:センバツ |
センバツユニフォームの十四松。背番号は14。野球の試合ができる嬉しさでテンションがおかしくなってしまい、野球マンに変身する。 |
トド松:センバツ |
センバツユニフォームのトド松。背番号は6。弱気なスイングだが、バットに蛇腹剣を仕込むという腹黒さを見せる。 |
イヤミ:センバツ |
センバツユニフォームのイヤミ。背番号は183。スイングをすると見せかけて、フェイントの出っ歯攻撃を繰り出す。 |
チビ太:センバツ |
センバツユニフォームのチビ太。背番号はおでん。小さい体に似合わない豪快なスイングで、巨大おでんごと相手をブッ飛ばす。 |
ハタ坊:センバツ |
センバツユニフォームのハタ坊。背番号は8。独自に開発した旗飛ばし機で巨大フラッグ(イボ付き)を発射する。 |
トト子:チアガール |
チアガールのトト子。センバツに出場する松野家の応援に駆けつけた。相手の意表をつく回し蹴りで攻撃する。 |
橋本にゃー:チアガール |
チアガールの橋本にゃー。センバツに出場する松野家の応援に駆けつけた。可愛らしいヒップアタックで攻撃する。 |
センバツ(覚醒)
ついに舞台は宇宙へ!
相手は四銀!銀河野球!
2016年8月9日~同年8月23日まで開催されたイベント『第89回センバツ★○×∴大会 決勝戦』のイベントガチャ(★3)で実装された。本作では初の続編イベントで、今回のエピソードの終盤をベースにした内容となっている。
ただし、球場への到着や決勝戦の試合の前半の様子などアニメ版では明確に描かれなかったシーンが補完された。
おそ松:センバツ(覚醒) |
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この試合に勝てばトト子と◯◯できる権利をあげると言われ、覚醒したおそ松。巨大なバットを振り回す。「や、やりたいいい!」 |
カラ松:センバツ(覚醒) |
この試合に勝てばトト子と◯◯できる権利をあげると言われ、覚醒したカラ松。巨大なバットを振り回す。「やらせてくれえええ!!」 |
チョロ松:センバツ(覚醒) |
この試合に勝てばトト子と◯◯できる権利をあげると言われ、覚醒したチョロ松。巨大なバットを振り回す。「ひゃぁ!卒業したい!」 |
一松:センバツ(覚醒) |
この試合に勝てばトト子と◯◯できる権利をあげると言われ、覚醒した一松。巨大なバットを振り回す。「せめて見るだけでも!」 |
十四松:センバツ(覚醒) |
この試合に勝てばトト子と◯◯できる権利をあげると言われ、覚醒した十四松。巨大なバットを振り回す。「おっぱーーい!!」 |
トド松:センバツ(覚醒) |
この試合に勝てばトト子と◯◯できる権利をあげると言われ、覚醒したトド松。巨大なバットを振り回す。「いや!へそのしわあああ!!」 |
トト子:センバツ |
ついに選手として参戦したセンバツユニフォームのトト子。背番号は1010。迫力あるダッシュからのヘッドバットで、相手のブロックを突き崩す。 |
余談
- 今回のエピソードは1期24話Bパート『手紙』から繋がっており、サブタイトルの由来は本作のタイトルである"おそ松さん"と"お粗末さまです"をひっかけたダブルミーニングとなっている。
- 序盤でおそ松が弟達を迎えに行ったシーンでは、あの場面の再現やトド松の日傘、宇宙でも本気を出したおじさん達など様々な第1期の小ネタが含まれている。
- センバツの開会式で選手達を包囲していた武装集団は、『人狼 JIN-ROH』に登場するプロテクトギアが元になっている。
- 中盤で、コーチ松の墓参りに来た松野家チームには原作キャラ以外にもお馴染みのサブキャラ達(橋本にゃー・アイダ・サチコ)や第1期で登場したゲストキャラ達(エスパーニャンコ・彼女・花の精・神松・娘ダヨーン・石油王)が登場している。
- ラストで流れた『第四銀河大附属高校校歌』は本編では1番のみ披露されているが、後に2016年5月8日に開催された『フェス松さん'16』では2番の歌詞も判明した。
- 今回のEDとなった『SIX SAME FACES ~今夜も最高!!!!!!!!!!!!!!~ -Type FINAL-』は第1期のED2曲のリミックスバージョンとなっている。
- 後に、2016年9月7日に発売された『おそ松さん Original Sound Track』へ収録された。
- ラストでは、本作のキャラクターデザインを担当した浅野直之によって描き下ろされたエンドカードも公開された。
- 2017年1月25日〜同年6月23日に発売された『TVアニメおそ松さん アニメコミックス』では、第6巻『んじゃあ、またね!篇』に今回のエピソードが収録された。
- 2018年12月6日〜同年12月31日に行われた『おそ松さん総選挙』では、エピソード編で第24位に選ばれた。
- 今回のエピソードの放送後、ファンの間では第2期の存在を仄めかす考察が行われていた。
- 実際に、『第四銀河大附属高校校歌』の曲名と歌詞の各行の1文字目の逆読み(永我鳴鳴月ブ第→映画7月舞台)・1期24話Bパートでチョロ松が着いた寮の壁の落書き(AkiにTwoあるよ)・エンドカードの宇宙文字のアナグラム(2期放送けってーい!)など様々な解釈が挙がった。
- その後、2016年6月23日には舞台版の制作発表で同年9月29日〜10月23日に第1弾の公演が行われ、2017年4月6日には第2期の制作発表で同年の10月3日〜2018年3月27日に放送された為、ある程度の伏線回収は果たされた。
- 因みに、2017年6月6日に公開された第2期のキービジュアルは今回のエピソードのオチに基づいて、宇宙からパラシュートで帰還する6つ子達のイラストだった。
- 2019年3月15日からLINEマンガで連載中の『ウル松さん』(漫画版)では、今回のエピソードを経て宇宙で気絶していた6つ子達が意識を取り戻すシーンから物語が始まっている。
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