「私?ステレオタイプの
愛玩ヒロイン、橋本にゃーだにゃん!
キュートなキャットみたいな魅力、
気付いてくれて嬉しいにゃっ!」
概要
CV:山下七海
演:髙石あかり (舞台版【第1期】&実写映画版)→福山絢水 (舞台版【第2期】)
『おそ松さん』に登場するキャラクターで、チョロ松が応援している地下アイドル。作中での愛称は"にゃーちゃん"だが、おそ松からは適当に"レイカ"と呼ばれた事もある。
人物像
碧眼に下がり眉、ピンク髪に緑色のメッシュが入ったロングヘアーと、猫耳、尻尾、猫型のグローブが特徴。ライブ中はブレザーやリボンタイ、ミニスカート、ブーツを身に付けている。
ライブでのコールは様々な猫の名前が含まれている。チェキは1000円、握手会は1人20秒と決められており、アイドルとして振る舞う時は語尾に"〜にゃ"をつけて喋る。なお、CDは何故か時代遅れの8cmCDで出している。
アイドルなだけあってかなり可愛いが、おそ松からは"結構普通"や"クラスに居るレベル"と言われている。また、持ち物のスマホもピンク色で猫のデコレーションを付けている。
因みに、複数持っていると思われるSNSで彼女が呟く際にはハッシュタグを沢山付けるタイプである事が窺える(作中では@nyanyanya_28や@Nya_hsmtが登場しているが、実在のアカウントとは無関係である)。
一方、彼女と同様にアイドルとして活躍するトト子とは当初犬猿の仲で、作中ではよく顔を合わせる度に呼び捨てしたり辛辣な口調・態度を取っている。また、場合によっては普段の彼女からは想像がつかない位の暴言・取っ組み合いの喧嘩に至る程のライバル関係となっている。
ただし、シリーズを経るにつれて同業者や同性ならではの悩みを相談したり利害一致を含む提案に協力する一面も徐々に増えている。また、それに伴いOP(『まぼろしウインク』・『nice to NEET you!』・『6つ子の魂ナユタまで』・『はなまるぴっぴはよいこだけ 令和ver.』)での共演や楽曲(『ネコとディスコとサカナ』・『Max Charm Faces ~彼女は最高♡♡!!!!!!~』)でのデュエットの事例も存在する。
その為、現在では必ずしも仲が悪いばかりという訳でも無い。
作中での活躍
第1期
2話Bパート『おそ松の憂鬱』
初登場。アイドルのライブとその後の握手会でファンと交流していた中、彼女に会える事を楽しみにしていたチョロ松の前にいつの間にか横入りしたおそ松から(不本意とはいえ)放送禁止用語を大量に言われた為、白目剥き出しで硬直する程ドン引いてしまった。
8話Bパート『トト子の夢』
トト子の回想で登場。彼女の衣装の魚臭さに耐え切れず、思わず楽屋から逃げ出した。
11話『クリスマスおそ松さん』
『クリスマス飲み』
ラストに通過したハタ坊による豪華客船でのクリスマスパーティーで、参加者の1人として登場。彼がばら撒いた金に釣られていた。
18話Bパート『逆襲のイヤミ』
主役の座を賭けたイヤミレースの参加者として登場。ただし、本編では特に目立った活躍が無いまま中盤にイヤミが落とした爆弾に巻き込まれて分解されたり、終盤に執念として何とか復活した後もダヨーンの光線『ファイナルダヨーン』で消し炭にされてしまった。
21話Aパート『麻雀』
序盤でカラ松が読んでいたスポーツ新聞の写真で登場。記事では彼女の熱愛疑惑に関する内容が載っていた。
24話Aパート『トト子大あわて』
序盤で先述の内容通り婚約相手が出来ていた事が明らかになる。トト子に地下アイドルを引退する事を告げ「せいぜい頑張れ」と言った後屁を一発こいて去って行った。
25話『おそまつさんでした』
1度目のセンバツではツインテールのチアガールとしてトト子と登場し、彼女と一緒に松野家を応援した。なお、作中ではチョロ松の名前を彼本人にちゃんと呼んでいた為、6つ子の見分けもある程度ついている事が窺える。
また、1年後にはコーチ松の墓参りの参列客として登場しその後の決勝戦でも299のユニフォームを着たチームメンバーとして参戦する。しかし、試合中に第四銀河高校の選手に一瞬でバラバラに切り裂かれた事であっさりと死亡した。
第2期
1話『ふっかつおそ松さん』
終盤のちゃんとした未来で登場。戦闘を終えたチョロ松の所に駆け寄っていた(ただし、この時の中身は厳密には彼本人ではなくトト子である)。
3話Bパート『チョロ松と一松』
チョロ松が好きなアイドルのモチーフが猫と話す時のイメージで彼女の顔が登場。因みに、彼はその前の会話で「(アイドルを)エロい目で見てるよ」など色々と口を滑らせていた。
5話『夏のおそ松さん』
『花火』
見物客の1人として婚約相手と一緒に登場。肉球の模様がついた緑色の浴衣姿だが、アイドルで使用する猫耳と尻尾もいつも通り身に着けていた。
6話Cパート『ともだちがほしいじょー』
ライブ会場でチェキ会&握手会の様子が描かれている。何だかんだでアイドル活動は続けており、隣で同じ握手会をやっていたトト子がその人気を羨ましがっていた。
8話Aパート『合成だよん』
ダヨーンによる誘拐で聖澤庄之助と合成され橋本にゃー之助になる。その後、彼に「コンゴトモヨロシク」と言った。
8話Cパート『トト子とにゃー』
9話Cパート『トト子とにゃー②』
12話Cパート『トト子とにゃー③・④』
夕方にチビ太のおでん屋台へ来た客として登場。ステージ衣装のままビールを1人飲みしていた所に偶然トト子も現れ、気まずい雰囲気を過ごす事になるが・・・・・・。
17話Aパート『戒め!』
21話Aパート『BANANA』
19話Dパート『デリバリーコント 本当は話が進まない白雪姫』
松野家の2階に居たチョロ松の部屋にトト子と一緒に登場。白雪姫のデリバリーコントで魔法の鏡を担当したが、最終的に彼女といつも通りの大喧嘩を起こしてしまった。
25話『地獄のおそ松さん』
喪服姿で葬儀の参列客として登場。焼香の際に「あんまり絡めなかったけど安らかに眠るにゃん」と、お悔みの言葉を述べながら6つ子の棺に手を合わせた。
第3期
2話『お届け物』
AIロボットによるVRの中で登場。デートで無邪気にはしゃいでおり、服装選びやパフェの分け合いなどをしていた。
4話Aパート『コンビ結成』
いつも通りアイドル活動を続けていたものの、楽屋を去った直後に熱で突然倒れ込んでしまう。トト子の看病で意識を取り戻した彼女はかつて結婚した夫とは既に離婚してしまった事を告げ、その後現在住んでいるアパートへ彼女を案内した。
そこで、にゃーはアイドル活動の傍らでシングルマザーとして赤ちゃんを育てている事や日中はドブスに子供の面倒を見てもらっている事を明かし、更に元々憧れの先輩であるトト子に自分とコンビを組まないかと提案する。当然当の本人からは渋る反応を見せられたものの、子育てに必要なお金を稼ぐ為だけでなく最早お互いに後が無い崖っぷちの立場であるこの現状なら一緒に協力した方がメリットになると説得し、歌や振り付けがいらない作戦を彼女に教えた。
そして数日後、とある女子プロレスのリングではトト子と一緒に阿吽の呼吸でのタッグバトルで多くの観客達を楽しませた。
7話『こぼれ話集3』
『立っち』
レスリング帰りでボコボコにされた状態を見た赤ちゃんが驚きのあまり立った瞬間、トト子と一緒に喜んでいた。
『ドッキング』
地球のメンバーとして登場。無事に宇宙へ行ったチョロ松とトド松の2人をお祝いしていた。
なお、一見すると気付きにくいがこの時の彼女は本編では珍しい黒髪となっている。
9話Bパート『衣装』
一向に売れる様子が無い事を嘆くトト子に対してまずは魚の要素を止めたらどうかと提案する。しかし、幾ら被り物を半ば無理矢理脱がせても懲りずに予備の分を被り直す彼女の様子に思わず呆れてしまった。
Cパート『家事をやろう』
おそ松と一松の2人が立ち寄ったスーパーで登場。赤ちゃんを一緒に連れていた為、彼らに存在を気付かれないように思わず身を潜めた。
15話『コスプレ松』
『ノーチャンス裁判』
裁判の傍聴者として登場。判決までの結末をトト子やドブスと一緒に見守っていた。
16話Bパート『ナンマイダー来襲』
17話『芋煮』
育児費として100万円をゲットする為にトト子と一緒に芋煮を作るが、包丁で怪我をしたりフライドポテトを作る、味付けに失敗するといったトラブル続きで彼女と喧嘩を繰り広げる事になる。その後、デカパンとダヨーンが謝った際には老害と毒を吐いたものの彼らの罪悪感を受け入れ、皆で作った芋煮を美味しく味わった。
しかし、その日の夜に材料で入っていた不思議な芋の効果によって芋人になってしまった。
18話『やめておけ』
ある日、子供が怪我しそうになった所を偶然おそ松に助けてもらった事がきっかけで彼に対して徐々に興味や好意を持ち始める。その思いは当初周囲から強い反対に遭っても変わる事は無く、更に合コン当日では彼のダメ男っぷりに魅了されデートをする予定も受け入れる程だった。
しかし、翌日に目を覚ました時に本音を考え直した結果、最終的に自分の方から断ってしまった。
なお、普段からライブに来ていたチョロ松の事は顔すら覚えておらず、作中で彼が優しくアドバイスをしようとした際には「初対面なのに"にゃーちゃん"とは馴れ馴れしい」と(悪気は無いものの)半ば辛辣な一言を言う。その結果、当の本人はショックのあまり海外で自分探しも兼ねた旅で行方を眩まし、最終的に大自然で悟りを開いた賢者として生きる事になった。
21話Bパート『トトデレラ』
王子役として登場。舞踏会へ来たもののみすぼらしい衣装のせいで虐められていたトトデレラに一目惚れし、彼女と一緒にダンスを踊った。
その後、早速トトデレラを理想の相手として招き入れようとするが一時は当の本人からの半ばブーメランながらも鋭く素直な一言を沢山受け、思わず失禁してしまう。それでも、城の財宝を紹介した事でようやく真のプリンスとして認められるが、20時の鐘で肌のケアする日課の時間といつか新しい国を建国するという理由で彼女に財産を全て持ち逃げされてしまった。
そして、城の外の階段でトトデレラに履かせたガラスの靴を見つけたにゃーは悔しさのあまり思わず両方共投げ捨てた。
24話Bパート『A-1グランプリ』
トト子・ドブス・赤ちゃんと一緒に決勝戦へ出場したシャケとウメをテレビから見守った。
えいがのおそ松さん
「トト子先輩!
これ、良かったら読んでもらえませんか?
私、ずっと先輩に憧れていて・・・ファンなんです!」
本編の中盤で中学生だった頃の彼女が登場。太眉や猫っぽい口の面影はあるものの、当時の彼女は猫のヘアピンで止めた短い黒の髪型や地味目な顔立ちで、中学校の制服であるセーラー服を着た姿だった。
このような外見から、現在の彼女の顔はメイクやカラコンによる物である事が窺える。
また、高3だった頃のトト子の存在を知っており、作中では彼女の高校卒業の前日に"憧れの先輩"として会いに行き手紙を渡していた事も明かされた。
おそ松さん 〜ヒピポ族と輝く果実〜
序盤でトト子と一緒に登場。ライブ中は息ピッタリなパフォーマンスで観客を楽しませる。
しかし、握手会でにゃーの方にファンが殺到した結果、その光景に思わず嫉妬し行列に長机を投げた彼女に困惑した。
また、終盤では果実でキラキラな自分になる為に隙を狙ってトト子から『ヒピポの実』を奪うが、その直後に取り返されてしまった。
おそ松さん ~魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会~
とあるきっかけでトト子の誘いを受け入れ、娘のみーと一緒に松野家へ訪問した。当初は飛び入り参加で迷惑ではないかと遠慮していたが、たこ焼きパーティーを通して徐々に打ち解け松代にも娘をあやしてもらったりしている。
また、お泊り会では主にデュエットの披露で参加者を盛り上がらせるが、トト子の無限オールナイト状態に限界を感じた事で終盤に「長過ぎる、死んじゃう!」と一時的にストップさせ、何故こんな事をするのかと彼女に問いかける。そして、その意図を聞きふと現実の大変な日常を思い出した事でトト子の雰囲気に飲まれ、結局終わらない宴会を楽しみ続けた。
メディアミックス
へそくりウォーズ
プレイアブルキャラでは7種類の派生が実装された(ボイス無し)。ステータス面ではやや足が速く少し離れた複数の相手に攻撃出来る上、APもあまり高くない事からそれなりに使いやすい性能になっている。
因みに、ダメージを受けた時に起きる服ビリではパンツの色が黒である事が確認出来る(ただし、厳密にはアニメ版でも一瞬だけ見られる)。
また、2018年10月26日〜同年11月9日まで開催された『★4ストーリーイベント スチームパンク(パレード)編』では政治家のイヤミの屋敷で働く女性メイドとして登場している。作中では終始丁寧語で話していた。
プレイアブルキャラ
橋本にゃー:チアガール(★3)/2016年7月25日〜 |
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チアガールの橋本にゃー。センバツに出場する松野家の応援に駆けつけた。可愛らしいヒップアタックで攻撃する。 |
橋本にゃー:アイドル(★4)/2016年7月27日〜 |
地下アイドルの橋本にゃー。猫の手グローブから爪をシャキーンと伸ばして攻撃態勢に入る。笑顔と可愛いポーズで腕をグルグル回すが、結構なダメージを与えているようだ。 |
橋本にゃー:スチームパンク(★4)/2017年3月17日〜 |
スチームパンクなメイドの格好をした橋本にゃー。お手伝いの依頼は何でも引き受ける。猫の手の形をしたパワーアームは、不審者撃退にも役に立つ。 |
橋本にゃー:極道の娘(★3)/2018年7月14日〜 |
羽多暴会・会長の娘、にゃー。血の繋がりは無いようだ。地下アイドルを目指しており、トト子とはライバルで、何かと対抗意識をムキ出しにしている。 |
橋本にゃー:中学生(★4)/2019年3月15日〜 |
中学生時代の橋本にゃー。先輩のトト子に憧れ、手紙を渡す。それを影で見ていたチョロ松は興奮のあまり破裂する。 |
橋本にゃー:極道の娘(納涼)(★4)/2021年7月16日〜 |
花火大会で賑わう縁日に、ぶちかわええ浴衣姿のあの娘☆4「橋本にゃー:極道の娘(納涼)」も、登場!羽多暴会・会長のお嬢さんじゃけえ気をつけてにゃー! |
橋本にゃー:極道の娘(仇桜)(★4)/2022年4月8日~ |
羽多暴会・会長の娘、元地下アイドルのにゃー。松能組の組員たちに護衛され、春の夜道を歩く。満開の桜の木の下で桜吹雪に足を止める。呼び止められたような気がするが、思い違いかもしれない。 |
NPCキャラ
橋本にゃー:極道の娘(沖縄) |
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羽多暴会・会長の娘、にゃー。血の繋がりは無いようだ。地下アイドルを目指していたが、IT系会社の経営者と婚約したらしい。沖縄の地でトト子とばったり出会う。 |
橋本にゃー:バーチャルあいどる |
電脳空間《サイピニール》にで活動するバーチャルあいどるユニットNeKOの一人。猫の鳴き声に因(ちな)んだ『にゃーちゃん』という名前だ。 |
たび松
すごろく面ではクイズ出題者の1人として登場。ボイスは無いが"~にゃ"口調で話す。
また、イベントでは『お菓子な国のバレンタイン』や『KGY46秋の選抜総選挙!』などで度々登場している。
2017年10月1日〜同年10月9日まで開催された『ジュウシ・マッツーと魔法の音色』では、ニャーマイオニーという何処かで聞いた名前で登場。マイクを持っており、マップに居る小ボスのギター担当の聖澤庄之助と一緒ににゃー&ヒジリーで勝負する事になる。
因みに、2018年3月16日〜同年3月25日まで開催された『春よこいこい花札戦記』では桜花姫という彼女に瓜二つな人物が登場している(厳密には本人ではない)。
舞台版
作中ではアニメ版と同様にトト子との喧嘩をする事もあれば、ライブパートでは彼女とのデュオ曲『ふたりはキラキラ♡』を披露した。
ぽこ松
基本的に敵キャラで、攻撃力が低い代わりにHPが高い。また、外見もアイドル衣装だけでなく普段着や中学生バージョンも存在する。
更に、『ニート歴書』では推しキャラ候補として彼女も選ぶ事も出来る。
余談
- 彼女は本作で1番最初に登場したオリジナルキャラクターで、当初はこの事情から初登場以降の出番は少なかった。
- 因みに、第1期〜劇場版(第1作目)までのキャラクターデザインを担当した浅野直之にとってもお気に入りのキャラである事が明かされている。
- 彼女の年齢は現在も明言されていないが、当初は1期24話Aパートで男性と結婚した時点で10代後半の可能性も0ではなかった。
- その後、2期8話Cパート以降から飲酒シーンが時々描かれている&日本での飲酒の年齢制限は現在も変わらない為、少なくとも20代前半の成人である事が確定した。
- 2018年12月6日〜同年12月31日まで行われた『おそ松さん総選挙』では、サブキャラ&非日常キャラ編で第6位に選ばれた。
関連イラスト
関連動画
- 『ネコとディスコとサカナ』(0:00~0:14)
- 『「Max Charm Faces 〜彼女は最高♡♡!!!!!!〜」MV』
関連タグ
メインタグ
バカボンのママ:原作者繋がりの別作品に登場する母親キャラ。ただし、彼女は原作(電子書籍版)の第36巻『まごがほしいのだ!!のまき』で39歳である事が判明しており、夫との仲は良好・子供は2人の男兄弟と対照的な特徴も持っている。