第3話
アニメ「おそ松さん」第2期の第3話。テレ東の本放送は2017年10月17日(16日深夜)。
Aパートはアバンの「げんし松さん」。Bパートに「チョロ松と一松」、Cパートが表題の「トト子の挑戦」。EDは早松66バージョン。
アバン『げんし松さん』
時は文明の利器など何もなかった原始時代、ウホウホな原始人の六つ子たちはマンモスの交尾を見て激しく興奮してしまい、抑えきれない欲求を解消する為に時代を超越した道具を次々と作り出すのであった……。
Bパート『チョロ松と一松』
ある日、チョロ松と一松以外の兄弟全員がパチンコに行くことになり、二人だけになった。
滅多にない組み合わせの所為で気まずい空気になる二人は、少しでも空気を変えようと会話を始めるが、共通点のあまりない二人の会話は中々かみ合わない。
Cパート『トト子の挑戦』のあらすじ
ある日、トト子はテレビの全国デビューを迎える。
ついにこの日が来たのだ。夢にまで見た全国デビュー。
路上で応援する観客たちの中には、六つ子や両親の姿がある。
そんな自分を応援する人達の声援を受けて、この番組で優勝することを強く誓い、トト子は気を引き締める。
厳しい特訓も、願掛けだってして来た。
それ等全てはこの日の為にしてきたのだ。
そう、爆食い女王決定戦で優勝するために。
トト子は並び立つ強敵たちを尻目に、自分に勇気を与えてくれるスターに熱いまなざしを送る。
トト子の視線の先には、この番組の司会を務める照英の姿があった。
しかし、そんな照英に失礼な態度で六つ子たちが絡み出し始め、トト子は心中でツッコミを入れながらも爆食い女王を目指して大食いを続けるが、当の照英は六つ子達を相手にするばかりで、一向にトト子にも挑戦者にも興味を持たない。
登場人物
- 六つ子 …新デザインの松パーカーを着ていた。照英にサインや私物をねだり、人生相談をし、なぜか服を脱いで喧嘩を始め、負けそうになると6対1で袋叩きにし、十四松が筋肉対決をし、空を飛ぶ照英にひれ伏し、感動の抱擁を交わした。
- トト子 …今回のツッコミ役。一応、食べた今川焼きの数は5人の参加者の中で上位だった。
- イヤミ …服の着方がプロデューサー巻きの番組スタッフ役。「ショエー!」と驚く。
- チビ太 …番組のディレクター役。サングラスとハンチングを着用。
- ハタ坊 …番組のカンペを持ったり観客にMCを紹介したりする役。たぶんAD。
- デカパン …番組のカメラマン役。セリフ無し。
- ダヨーン …番組の音声マン役。セリフ無し。
- 聖澤庄之助 …競争開始の銅鑼を鳴らす役。セリフ無し。
- トト子父・トト子母 …観客として娘を応援。2期では初登場。
- 照英 …今回のゲスト。番組のMC役。出演している声優はご本人(本物の照英)。
余談
- Bパートの『チョロ松と一松』は一期の『トド松のライン』や『チョロ松ライジング』と同じく会話劇が主体となっており、今までになかった組み合わせの二人の関係性が垣間見える。
- 照英氏が過去にスーパー戦隊シリーズの「星獣戦隊ギンガマン」に出演していたことから、次回予告のチョロ松はガンガンギギンというギンガマンのOPフレーズを使用している(ちなみにチョロ松の中の人は、イヤミの中の人と特撮ラジオのパーソナリティを務め4年前の戦隊でダンスを踊り、今年度の戦隊には声優として出演している)。
- 照英氏の出演は今回のみだが、第9話や第19話にも姿のみ少し出演している。
- 爆食い女王のパロディ元が放映されたのは、この話が本放送された前日(10月15日)であった。
主なスタッフ
脚本:松原秀
作画監督:佐賀野桜子、服部益美
背景:スタジオピスティス
絵コンテ:戸部敦夫
演出:前屋俊広
関連タグ
こぼれ話集(おそ松さん)(1期3話)