概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
軟質樹脂などで出来た筒状の性具。陰茎を繰り返し挿抜し女性器への挿入に近い性的快楽を得るものである。正式名称は「オナニーホール」「オナホール」などと言うが、略称のほうが普及している。
挿入する穴部分の構造で、逆側まで貫通している「貫通型」と、そうでない「非貫通型」の二種類に大別できる。(貫通式/非貫通式などの表記揺れもある)
貫通型オナニーホール![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
利点![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
●ペニスの先端に手で摩擦刺激を与えるのに適している
●先端も挿入部と同じく穴が開いているので使用後の洗浄が楽
欠点![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
●先端開放部からのローションや精液の漏出に注意する必要がある
非貫通型オナニーホール![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
利点![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
●先端が閉鎖されているもので、一旦空気を抜いて(→空気抜き)ペニスを動かすと吸い付くような快感が得られる
●精液漏出の心配がない
欠点![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
●使用後の洗浄がやや不便
(品質維持の為には裏返して洗浄する必要があるが、挿入口が裂ける時が往々にしてある)
その為,先端にスポンジのついた棒が洗浄用に販売されている。(水筒洗浄用スポンジ棒と同じ発想)
その他のバリエーション![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
オナカップ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
基本的に使い捨ての安価なオナホ。
封の付いたプラスチック製の容器にローションの塗られたホールが入れられている。
底が平らであれば壁に押し付けるなどして固定することで腰を動かすこともできる。
安すぎる製品の場合、ホールがスポンジ製ということも。
TENGAはオナカップに分類される。
乳房型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
パイズリを疑似的に体験することができる。
人形型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ダッチワイフのオナホ特化型
据え置き型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
大型のオナホ。重量を活かして据え置きし腰を振ったり騎乗位を体験できる。
頭部・口腔型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
フェラチオを疑似的に体験することができる。
頭部型はマネキンの頭を想像してもらえれば良いか。
肛門・直腸型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
アナルセックスを疑似体験できる。一つのオナホに膣と直腸の両方を供えているものもある。
形状再現型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
リアルな女性器の複製品(臀部、腰部を含む)。
据え置き型の為、腰を動かして使用して疑似的なセックスが体験できる。
「至極」や「スーパー至極」が有名。
電動型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
筒・箱型のホールにローターなどの振動を与える装置を取り付けて、刺激を得るもの。
または自慰の際の手の上下運動を再現した製品など。
これら電力で動く製品一般を指す。
電動に殿堂無しとも言われ、性感に定評のある物は皆無である。
空想型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
鼻・耳・尿道・乳首などの生身の身体では入れることができない場所を体験(?)できる。
オブジェ型![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
砲弾のオブジェなど、ぱっと見では性具ではない置物に見えるもの。手近で見える場所に置いておいても、触れるか、あるいは同類以外にはオナホだと気付かれない……かもしれない
ラブドール・インサートピロー![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
オナホそのものではないが、ラブドールや抱き枕の中には手持ちのオナホールを固定して使用できるものがあり、疑似セックスを楽しめる商品がある。
ユル系とキツ系![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ユル系![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
材質が柔らかく、内口径に余裕があるものはユル系に分類される。
強い刺激は得られないが、柔らかいので自分で刺激を調節できる。
マッタリと時間を掛けて性感を楽しみたい人に向いている。
有名な商品例:ゲルトモ、ぼくのオナペット、東京名器物語、モォ~娘 など
キツ系![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
若干硬めの材質で、内口径が狭いものはキツ系に分類される。
ヒダや突起、形状が特殊なものもあり瞬間的な性感はかなり大きい。
しかし、長時間使用すると陰茎が鬱血して怪我のもととなるので注意が必要。
オナカップもカップによってホールの伸縮が制限されているためキツ系といえる。
有名な商品例:ブヒアゲ、鬼(オーガ) など
使用に際して![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
●ローションを使わないと怪我をする恐れがある
●オナホを購入すると大抵の場合小さなパック、或いは小瓶に入ったローションが付いてくる
しかし、使用している内に乾いてくるのでローションは単体で購入しておく方が良い
●潤滑用に水溶性ローションを使用すること
食用油やワセリン等の油性潤滑剤を使用するとオナホのゴム部分が溶けて破損する場合がある
●使用後はよく洗浄し乾燥させて、冷暗所に保管する
念入りに洗浄をしないと雑菌が繁殖し、腐敗したり、性病や感染症の原因になる。専門店では洗浄用の専用器具が扱われている
●薬事法の関係からか、オナホはジョークグッズとして売られているので、使用によって怪我や病気をしても自己責任となる
●基本的には常温のためひんやりしており、冬場などはさらに冷たい。専用のウォーマー商品が存在する
空気抜き![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
非貫通型を使用する際の基本技法
ローションをオナホの中に流し入れ、スポイトの要領で勃起したペニスを挿入する
こうする事によって陰茎とヒダとの密着感が段違いになり性感が増す
その他余談![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
オナホの商品展開では、しばしば人気版権商品のパロディとして、原作タイトルや登場人物名を下ネタにもじった商品が登場し、しばしばそのセンスのよさ(しょうもなさ)が人気を博すことがある。
エロゲーなどの人気アダルト作品のコラボ商品が展開されることもある。
また、人気アダルト絵師にパッケージ絵を依頼した商品もあり、pixivでは仕事絵としてそのイラストを投稿している絵師もいる
女性向けのディルドーにおいてレズプレイ用の双頭ディルドーは有名であるが、オナホでは二人プレイ用のものはほぼ知られていない。