解説
茶色い巨大なイソギンチャクのような形状をしている(ちくわや大人の玩具と呼ぶ人もいる)。
ゆっくりと振動するような動きでフィールドを移動している。動きは素早くなく、こちらから近づかなければ積極的に襲ってくることはない。リンクが近付くとゆっくりと頭頂部の口(穴を)を近づけてくるが、距離を取ればすんなりと回避可能。
何もしなければそのまま飲み込まれてしまう。呑み込まれるとしばらく体内でもちゅもちゅと咀嚼されダメージを受け続ける。時間経過で吐き出される際にアイテムや防具、ルピーを奪っていく憎い奴。呑み込まれる前に攻撃しようと近付きそのまま呑み込まれることも多い為厄介。動きの遅さから、あまりちょっかいをかけずに無視してしまうのも一つである。
出演作品
初登場。接触すると一定時間その場から身動きができなくなる(剣を振ることはできる)。マジカルシールド装備状態でライクライクに接触して一定時間経過すると普通の盾へと戻ってしまう。接触しても急いで倒せば普通の盾に戻ることはない。普通の盾に戻ってしまうとライクライクを倒してもマジカルシールドを取り返すことはできないので、またマジカルシールドを購入する羽目になる。
全ての武器が効くがタフな上に倒してもなにも落としてくれない嫌な奴。
カボチャのような形になっていて、呑み込まず舌で奪ってくる(GBA版ではオリジナルのライクライクが登場したため亜種として扱われている)。
また、奪われるのは盾のみならず爆弾(1個)、矢(1本)、ルピー(1ルピー)となっている。
GBA版では鏡の盾が非売品でないため、奪われることもある。尚、GBA版で登場するオリジナルのライクライクは盾を飲み込んだ後、普段のライクライクとは思えない速度で逃走するのでさっさと倒さなければ逃げられてしまう。
フィールドを徘徊しており、うっかり近づくと飲み込まれて盾を消化されてしまう。こうなったら道具屋で買うかクレーンゲームで手に入れるしかない。
安価な盾や服を奪っていく(「いつもの服」などの非売品のアイテムは奪われない)。奪われた盾や服は倒せば帰ってくるのだが、服はご丁寧に畳んで返してくれる。なんて器用な奴なんだ!特定のエリアに出没するものは落とし穴が近くにあるので、吐き出された際に穴に落ちてしまい、倒しても奪われたアイテムが返ってこなくなる場合もある。
口元が何故か硬く、こちらに口を向けているときは剣をはじいてしまうので注意。
続投。グレートベイに生息しており、滝壺には通常の個体より大型のライクライクが生息している。
口の周りに牙がつき、グラフィックの向上も相まって外見は歴代でも最高クラスにグロテスクになった。壁や天井に張り付いていることが多い。
食べた武器や盾を砕くためかドロップアイテムに胃石がある。だがコイツらは人も食うのでおそらく用途は砕くためだけではないのだろう。歯も咀嚼のためというより獲物を逃さないための形状に思える。これで大人の玩具を想像する人はかなりの上級者であろう。
皮膚が厚くなったのか、身体の表面部分には普通の攻撃が全く通用しない。
しかし、リンクが近づくと捕食のために口を開けて狙いを定めるが、この口の中に赤いコアのようなもの(ハイラル図鑑いわく舌)が存在しており、武器や弓矢で舌を攻撃することで怯んで隙を曝け出すため、ここをタコ殴りにするのが最も安牌な攻略方法になる。
また、ライクライクのそばにバクダン花をそっと置いて(間違ってもRボタンで投げてはいけない)食わせることですぐに怯んで無防備になる。
倒すと薬の材料になる胃石、宝箱を必ずドロップする他、たまに旅人の剣などの武器を落とすこともある。つまり…。
アドベンチャーモードのステージ「迷宮」の雑魚敵として登場。近づいてきたファイターを丸呑みにし、思いっきり吐き出す。
ゲルドの砂漠、砂漠の鉱山などに生息している。他作品のグロめ見た目から一転、ちくわみたいなファンシーな見た目になった。
2ビートごとに行動する。こちらを捕食して移動不可にし、継続ダメージを与えてさらに一部の装備も飲み込んでしまう。たおすと取り戻せる。
HPはハート2つとそれほど多くなく、またダガー攻撃でもノックバックするので対処は容易な部類。
亜種
- ルピーライク
『ふしぎのぼうし』などに登場する。ライクライクの口元からチョウチンアンコウのようにルピーのような疑似餌を吊り下げているような見た目をしている。
普段は地中に隠れており、疑似餌でリンクをおびき寄せ、捕食しながらルピーをかっぱらう。
- フォースライク
『4つの剣+』に登場する。↑のルピーライクのフォース版。普段は「フォース」というアイテムに似た疑似餌を地上に出しており、リンクが近寄ると地下から現れて丸呑みにし、フォースを奪う。
- ライフライク
『トライフォース3銃士』に登場する。ルピーライクのハート版。
- ロックライク
『ティアキン』に登場する、体表に岩の鎧を纏ったライクライク。
口から岩を3連続で吐き出してくる。ライクライク以上に堅固な防御力を持つが、直接打撃武器で叩くか、吐き出した岩の3つ目をモドレコで打ち返すことで岩の鎧をはがすことができる。
- ファイアライク
『ティアキン』に登場する、炎属性のライクライク。
リンクとの距離が離れていると口から地面を転がる炎の玉を発射してくる。炎の玉を吐き切った後に舌を出して隙を晒す。
- アイスライク
『ティアキン』に登場する、氷属性のライクライク。
リンクとの距離が離れていると口から冷気を吐き出してくる。冷気を吐き切った後に舌を出して隙を晒す。
- エレキライク
『ティアキン』に登場する、雷属性のライクライク。
リンクとの距離が離れていると口から雷の玉を吐き出してくる。雷の玉を吐き切った後に舌を出して隙を晒す。
二次創作での扱い
一般的にはただの気色の悪い外見のモンスターではあるが、生きたまま人間を丸呑みにしてくる、厭らしい動きで獲物を咀嚼するという生態的特徴から一部のファンからは絶大な支持を得ている。
その他にも、『ゼルダの伝説』シリーズ経験者にとってトラウマ的存在であることからR-18/R-18Gのギャグやネタに使われやすい。その存在価値は、検索時に表示される関連タグから読み取ることができる。
名前の由来
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たて(盾)食う虫も好き好き
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好き好き
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ライクライク(Like like)