概要のココロ
CV:八奈見乗児
ココロのボスとは、『もーれつア太郎』の登場キャラクター。『レッツラゴン』などの他の作品にもゲスト出演する場合がある。
ギャング風のボスであるが、人間なのかタヌキなのかわからず、ア太郎たちにも「タヌキ」と呼ばれる。義理と人情に厚く、花や小動物を愛する優しい一面もある。出鱈目なぐらい強靭な消化器を持つ。
「ポックンポックン」「~のココロ」が口癖。口調のモデルは、赤塚氏の友人だった中国人であったらしい。
原作のココロ
ブタ松が「ブタ松一座」を作ってそれを空き地に作ったことに腹を立てて邪魔しにやってきて以後、ブタ松一家とはライバル関係になる。子供が居ないので子供や動物を可愛がろうとする半面、後述のピヨコのような溺愛する対象が出来るとそれを虐めようとする者は猫だろうと犬だろうと子供だろうと殺して皮を剥いではりつけるという残虐な行為も初期にはした。そしてニャロメのこともよく虐めて、基本はコプンたちに我が儘放題。愛想を尽かされて出ていかれることもあるが、コプンあってのココロのボスなのだ。企みで八百×を乗っ取ろうとすることもあるが、協力関係になったり、ア太郎にエグいいたずらをされることもある。だが1度、デコッ八が田舎に一時帰郷した際にア太郎に商売の才能を見込まれ開花させ、売り上げを大きく上げア太郎にデコッ八を解雇させようかと言わせたほど。ボスも大変気を良くして商売に励んでいたのだが、自分が八百×に居ることでデコッ八から居場所を奪ったのを知るとア太郎にわざと悪態をつき身を引いた。強靭な消化器を持つためかよく実験台にされる。唯一細かい生い立ちが描かれている。
本人(?)曰くイタリア在住経験があってアル・カポネに会ったことが有ることが自慢らしい。元は「ココ郎」という名前でお城に住み、貴族の出身だったが、後に両親の偽札作りがバレてしまい、一気に家族ともどもこじきに落ちぶれる。(後に父絡みの話があり、幼少期に捨てられたというからこじきになったあと、すぐに捨てられた可能性がある。)そして大学生に、特攻隊にも所属していたと語っている。45歳。
原作リメイク版
登場はアニメ第2作同様、デコッ八の実家に金を貸していた。その後は凶暴なブタ松一家との対立関係になっているが、ブタ松一家よりは強く喧嘩になれば一方的に勝つ。原作とは異なり田舎に実家があってサッカーボール型の作物を八百×に仕入れるよう持ちかけたり、ブタ松の子分を食べようとした。
アニメのココロ
第1作
第2作
デコッ八の実家「雪田屋」に金を貸していたボスで、家具などを差し押さえて持っていこうとしたところに、ア太郎が現れて、コプンもろともボコボコにのされてしまう。「金を返さないのが悪い」というとア太郎は自分の財布を投げつけてその金を見たボスはすぐに退散した。その後、デコッ八の田舎から何故かいつの間にか上京していた。ア太郎やデコッ八の喧嘩を見るのが大好きな他、残酷な一面は無いがニャロメの次に金次第でア太郎たちを裏切る。
ココロのボス一味関係者のココロ
コプンA
顔が四角くて痩せているほう。
コプンB
顔が丸くて小さいほう。
ピヨコ
卵から生まれたボスの養女。べしの初恋の相手。後に留学をしている。アニメ第2作の方が性格が悪く、コプンたちが、八百×にピヨコを預けに来たさいに大暴れをし、ボス以外の手を焼かせるがボスにとってはロードローラーに引かれそうになったときに庇って替わりにペシャンコになっていいほど溺愛している。原作リメイク版では鷲になってボスを攻撃していた。
ポン太
原作リメイク版のみ登場のボスを小さくしたような姿の正真正銘の狸。元は八百×の仕入れの際に間違って荷物の段ボールの中に紛れていたのをブタ松が野菜と一緒に引き取り、ボスと同じ格好をさせて日頃の恨みを晴らすべくイビっていたところにボスに見つかり、ボスとの争いに負けて取られてしまう。しかし、そしてボスは自分の息子にすると「ポン太」と名付け優遇するのだがコプンたちは犬小屋に入れられ面白くない。ブタ松との間にも不穏な空気が流れ、ア太郎は「ブタ松親分」がいじめるのが悪いとポン太を故郷に帰すことに決めたのだが、ボスはポン太を探してしばらく町を離れる・・・