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ブタ松

ぶたまつ

『ブタ松』は「もーれつア太郎」の登場人物である。ブタ松の子分や親族もここで説明する。
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注意

注:おそ松くん六つ子の1人ではない。「おそ松くん」においておそ松が、薬の影響で豚に変化する話がありましたが、このキャラクターとは完全に無関係です。ましてや、六つ子の関連のタグではありません。おそ松さんがアニメ放映されてから、六つ子の名前のキャラクター紹介タグの他に『〇〇松』というタグがコンビ紹介などで細かく乱作され、混乱を招かぬよう注意書きをさせて頂きます。

概要

CV:富田耕生 (第1作)

CV:吉村よう(第2作)


デコッ八親分と慕う、ブタ松一家の親分。元はデコッ八が1度詰まらない事でア太郎と喧嘩別れした時に、子分として就いた時の親分で、元々は人間の子分が居たが別の派閥に敗れ、子分を奪われてしまう。

その後デコッ八に会い、デコッ八を子分として従えていたが、窮地をデコッ八が救ったことで立場が逆転しデコッ八を親分と慕う。

現在の子分は人間ではなく、であり、ブタ松は子分である豚の言うことが理解できるが時々間違える。ア太郎たちの街に来てからはココロのボス一味がライバルである。見た目の割に喧嘩が弱いがレギュラーキャラクターの中で、新しいブタ松一家を作ってからは一番まともである。名乗り名は『シュコロのブタ松』。年齢は48歳。

元ネタは清水次郎長の子分の1人で、森の石松とも同一視されることもある、豚松(wikipedia)(別名:三保の松五郎)である。


原作版

夢は八百×をスーパーマーケットにするのが夢のア太郎の為にデコッ八はとうちゃんを使って無茶な営業をする。それを見て怒るア太郎。「おれはそんなにしてまでもうけたくない!」という言葉にデコッ八に協力していた父ちゃんは肩を落としたが、デコッ八は怒って「スーパーほしくないのか」というのに対しア太郎は「ほしくない」とデコッ八を殴った。そしてデコッ八は殴り返し「気持ちがわからないのか」といい、二人は喧嘩になりア太郎はデコッ八を追い出した。

グレて暴れていたデコッ八の前に現れたのがブタ松である。そしてデコッ八をスカウトし、考えた末にデコッ八はブタ松の子分になった。ブタ松の世話をし、ブタ松一家の宣伝に一緒に出かける。そして挨拶がてらア太郎の店に行き、大事な芋を洗うためのタルを破壊する。そしてブタ松とデコッ八は去っていく。ア太郎は何を言うまでもなく涙を浮かべ悲しそうにデコッ八を見送った。デコッ八もそれを見て心が痛んだのか涙を少し浮かべてバツが悪そうにその場を去る。そんな時ブタ松の苦手なサイケ一家が現れる。元の子分たちは全てサイケ一家に行ってしまった。一度避けて家に帰るブタ松たち。そこへ×五郎がブタ松が寝たのをいいことに乗り移り、サイケ一家を煽るところで×五郎はブタ松から抜け、サイケ一家は襲いかかってくるがなんとデコッ八が倒すと、立場が逆転しブタ松はデコッ八を親分と仰いだのであった。

八百×に戻るデコッ八と居候になるブタ松。デコッ八が戻ってきて喜んだのも束の間。タダ飯喰らいでなんにもしなくてア太郎の頭を悩ませる。そしてなんと×五郎のチカラで捨ててきても戻ってくる。

困ったところにデコッ八は閃き、養豚所をすることを勧めた。だがその豚たちと一緒に今度はデコッ八を救ったことで、ブタ松は豚たちに情が移って売れなくなってしまい子分として扱い、新たなブタ松一家が誕生した。

原作リメイク版

デコッ八やア太郎を親分として慕う設定が無くなり、全てのメディアのバージョンで中で一番凶暴なブタ松になっている。ココロのボス一味と常に対立しており八百×の人間でもブタ松を怒らせると容赦なく八百×にも襲いかかる。そして子分をトンカツにしようとする描写もあったり、ア太郎がトンカツにしたらという描写もあったりする。

アニメ版

第1作

第2作

原作以上につまらないことで喧嘩するア太郎とデコッ八。ア太郎はモモコのすき焼きに誘われていたがデコッ八に言わなかったのが原因でデコッ八はア太郎が信頼できなくなり家出してしまう。そして家出してみたのはいいものの、ココロのボスの一味になろうとしたが逃げられ、その後おまわりの子分になるも、銭形平次ごっこを何度もさせられてうんざりしていたところにブタ松が現れた。

ブタ松は颯爽と決めポーズを決め、それに惹かれるデコッ八。ブタ松を連れて公園に行き子分にして欲しいと願いでる。だがブタ松の真の目的は警察に捕まることだった。捕まればタダ飯が食えると。

子分に裏切られて人間不信になっていたブタ松。デコッ八はレストランに連れて行きご飯をご馳走し、家に連れて帰ったあとはブタ松の世話をするのは原作と同じ。原作のサイケ一家がチンピラに変更されていた。多少展開は異なるがとうちゃんがブタ松に乗り移りチンピラを煽ったまでが同じだが、ピンチのところに桜の花びらを舞わせてア太郎が登場。チンピラを颯爽と倒す。ブタ松はア太郎にひれ伏せ、デコッ八もひれ伏せて子分になることを願いでる。「好きにしな」と涙を浮かべ去っていく。その後八百×で隠れてア太郎とデコッ八の会話を聞いて二人の主従関係を知り、迷惑をかけてはいけないと書置きを残してア太郎たちの街を去る。

そして一週間後に子分の豚を連れて現れ、新しいブタ一家が出来たことを知らせにきた。

キクが飼い主にサイドバイクに乗せられて売られそうになったとき、八百×の二人が攻撃しようとするのを止めて頭にバイクが乗り上げても耐えて、飼い主を説得させた。


ブタ松一家関係者

子分

原作では、デコッ八がブタ松に多角営業として養豚所を勧めたのが始まりで、ブタ松は豚を集めたが、育てている内に情が沸いて殺せなくなり子分として以後側に置いて一緒に暮らしている。初期の段階で8匹以上。だが、基本は八匹衆のようだ。(後に馬のブスタング、トン次郎の弟、キクが加わるが必ず子分の中にいるわけではない。)

アニメ第2作では、ア太郎とデコッ八の友情が戻り、このままではいけないと思い立ち一度ブタ松はア太郎たちの街を離れる。そして再び一週間後にまたア太郎たちの前に現れる。今度は豚の子分を連れて。その豚たちは札付きのワルで養豚所を追い出された豚たちだった。初期は7匹(後にキクが加わる。)

豚たちは養豚所の時からブタ松の家の座敷に住み、1つの布団に固まって眠り、部屋の掃除などの家事、八百×の手伝い(しかしこれはブ太郎とトン次郎が店の野菜に手を出したことで無くなった。)親分であるブタ松の付き添いをし、「ブタ松一座」として他所の豚とともに演劇や、街の清掃活動をする話もある。


※一部名前と詳細が解っている豚

  • ブ太郎

タレ目で目が大きい豚。一番子分たちの中でメインになることが多い。だが要領も他の豚より少し悪く寒い日にブタ松に酒を買いに行かされた。そのお使いの途中で犬のように首輪で繋がれているキク(後述参照。)に一目惚れをしてしまう。

  • トン次郎

ブ太郎の次に名前が出ることが多い豚。目の上に大きな太い一本線がある。八百×のお手伝いのおばさんの子供に豚カツが食べたいということで拉致されたり警察に逮捕されたりと苦労が多い。豚たちの中で一番太っている。警察に逮捕された事件については豚に通り魔事件があり次々に街の人が襲われ殴られる。警察の調べで毛質が一致したトン次郎は警察に連行されてしまう。その後真犯豚は捕まえたが警察には内緒でブタ松が引き取り洗って見るとなんとトン次郎の弟だった。弟は人間に兄が食われたと思って人間たちに復讐をしていたのだ。だが兄弟は再開を果たし無事にブタ松一家の一員になった。

  • ブー五

頭がカッパっぽい豚。豚の殺し屋が来たときに耳を切られて余計カッパっぽくなったが後で復活している。

  • プー助

眼帯をしている豚。

  • キク

民家に犬のように首輪を付けられていて外にも出さずに飼われていたメス豚で(ちなみに実際豚は、犬並みの知能を持ち頭が良くペットのミニブタとして飼われるのもある。)ブ太郎が恋をした。

お腹を空かせているところに自分のご飯を分けてやったり、いろんな世界の話をしたり。その後精肉業者に引き取られて行ったがア太郎やブタ松一家が引き止めて晴れてブタ松一家の一員になった。

元々名前が無かったが、ブ太郎がその場に咲いていた野菊を見て彼女を「キクちゃん」と呼ぶことにした。

  • ブスタング

子分のなかで唯一の馬。子分たちが、捨てられている馬を不憫に思い、ブタ松に内緒で匿ったのが最初。その後ブタ松は子分たちの不振な行動に気付き、子分たちの心を試すために急に盲目になったふりをする。子分たちはブタ松が盲目になったことをいいことにブスタングを家に連れ帰ってきた。子分たちの優しさに感動したブタ松はブスタングも子分として受け入れたのであった。名前は野生馬という意味のムスタングに顔が不細工だからということで「ブス」を掛け合わせてブタ松が名付けた。誉められて嬉しいと殴る癖(人間で言うところの照れて誉めてくれた人を叩くような行為)があり、悪口をいうと殴る他に糞をかけるという困った馬。1度それが原因で家出してお握り屋に勤めていたが、ブタ松たちは大事な仲間だと思っていたので、ブタ松の家に戻る。馬というだけあってブタ松を乗せて歩ける。

リメイク版及びアニメ第2作には登場しない。

おっかさん

ブタ松の実家の実母。ブタ松と同じ髪型で顔の形も同じだが似てはいない。というかパッと見で性別が解りづらい容姿をしている。ブタ松が子分たちを八百×に手伝いさせたときに店の品物に手を出すという体たらくに呆れ返り実家に帰ったら、おっかさんが見合いを薦めてきたのだった。

アニメ第2作では、ブタ松が実家に帰ったら、故郷はダム計画にあり立ち退きを命じられていたがおっかさんは必死に抵抗していた。そこへア太郎たちも実家に加わり実家の破壊を食い止める。その後ブタ松を頼ってア太郎たちの街へ上京してきたが、ブタ松たちも食うに困っているのを見て、躊躇し事情を知ったア太郎の家に一時身を寄せた。その後子分たちは工事現場で使ってもらえることになったのをブタ松が八百×に報告しに来た際におっかさんが居るのを見て驚いたが、晴れて一緒に暮らすことになった。

松代

顔は、ブタ松のように丸いが可愛い顔をした妹。ココロのボスに恋をしてしまう。


関連タグ

もーれつア太郎もーれつア太郎の登場キャラクター

ア太郎 デコッ八  ヤクザ

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