概要
CV:永井一郎(第1作)
CV:はせさん治(第2作)
ア太郎の父親。占いに凝っていて本業である八百屋は、ア太郎に任せっきりだったが、思い立ち本業を真面目にやろうと決心したあと、散歩の途中で風船が飛ばされて木に引っ掛かって泣いている女の子のために木に登り、取りに行ったが運悪く木の枝が折れてそのまま風船持ったまま落下し死亡する。
その後風船と一緒に天国に登ったが、手違いで死んだことが解り、またア太郎のいる下界に戻ってくるが、遺体はすでに焼かれ肉体を持たないままア太郎と再び生活することになる。
寝ているか気絶している人間や動物に乗り移り意のままに操ることができる。父親として息子にしっかりアドバイスすることもあり、ア太郎がデコッ八と不和になり、ココロのボスにも見放されて自棄になっていたところを、引っ叩いて説教した。
原作版
本業である八百屋そっちのけで占いに凝って、時にはア太郎が稼いだ売り上げを持ち出してしまう。だが、ア太郎的には憎めない人物。その後ア太郎のクラスの担任が訪問し、×五郎に説教してア太郎と同じ格好で店に出るが、ア太郎のようにうまく商売が出来なかった。
転機が訪れたのは、近所のア太郎と同世代の子供たちが母親に働き者のア太郎と比較され、「ア太郎も遊ばせたらいい」と思い、店番をする替わりの子を置いてア太郎を連れ出した。しかしその替わりの子では店番は務まらず、必要に迫られ再び店に出る。そして遊んでいるア太郎を見て子供らしく遊ぶべきだと思い改心する。
ア太郎が銀行強盗に誘拐されたときは初めて占いで場所を当て、パンツ一丁助けに行くが逆に×五郎も捕まってしまうが、六つ子たちに親子とも助けられ、その日熱を出し介抱しているア太郎に「長生きしてねとうちゃん」と言われてこの話は終わるが次の話で先述の概要に記載している通り、風船を取りに行き落下し死亡する。