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概要

「イヤミの学校」というサブタイトル通り、久々のイヤミ主役回である。

第10話以来のチビ太との悪だくみ話のはずだが…?


あらすじ(ネタバレ注意)


お笑い学校を設立し、見習いの芸人である生徒たちに自分の芸を披露することで授業料を巻き上げていたイヤミチビ太


そんなある日、評判を聞いた六つ子たちが自らも芸人になって名声を得るために彼らの元を訪れる。


完全にお笑いを舐めていた六つ子たちであったが、そんな彼らに対しイヤミは「こういう仕事を舐めたクソ素人のメンタルは、早めにつぶしておくザンス」と一人一人喝破していき、六つ子たちを激しく動揺させる。


そしてイヤミは実験として一松テニスラケットを差し出し、それを使ってボケるよう指示する。


そして一松はそのラケットを見立ててキャッチャーの真似をし、それに対してイヤミは「分かりやすくて面白い」と評価するが一方のチビ太は「ベタすぎ」とあまり評価しなかった。


そして次は十四松にラケットを差し出し、彼はラケットを股間に挟んで「デッカくなっちゃった!」という一発芸を披露。それを見て、イヤミは「下ネタは客が引く」と罵倒するもチビ太は「面白かった」と評価。しかし「どこかで見た」と指摘し十四松を落胆させるもイヤミは「そこは気にならなかった」と助言する。


2人の芸を見たイヤミとチビ太の評価が二分したことに混乱するカラ松トド松であったが、イヤミは「それがお笑いザンス!」とこれを一蹴。そして彼は六つ子たちに対し「プロになるためには今までの経験や自信を全部捨てて素人に戻ること!」と熱弁し、彼らを大いに感銘させた。


その後、イヤミは六つ子たちと共にお笑いライブが行われるホールを訪れ、ショーの開催者であるダヨーンデカパンと打ち合わせをしたのち、ついに本番を迎える。


舞台裏でイヤミは「ミーの芸をよーく見て勉強してちょ」と六つ子たちに自信満々で言い放ったが、直後彼は赤塚不二夫の遺影を両手でつかんで「赤塚先生…赤塚先生…」とガタガタと震えだす。そして舞台に呼び込まれたイヤミは、緊張でサンパチマイクを倒し、動揺で震え、どもり、噛み倒し、吐息ほどの声で「シェ……」とつぶやき、文字通り真っ白になって意識を失いその場に転倒。仕舞いには救急車を呼ばれる事態となった。


それを見ていた六つ子たちは驚愕し、チビ太から「どんだけ理屈がわかっても実際できなきゃ一緒、それができりゃ誰だってお笑いで飯食えてんだよ。結論!出来れば目指すな!」と一喝され、六つ子たちはお笑いの道を断念したのであった。


後日六つ子は「飽きた」、「向いていない」とこれまでの教訓を全く反省せず、今度は声優デビューをしようと舐めきった様子で声優の育成学校を訪れる。


しかしそこにはなぜかBパートと同くスケバンの服装に身を包んだトト子がおり、彼女は「プロナメんじゃねぇーーーー!!」と六つ子たちにボディーブローを喰らわせ、彼らをシメるのであった。


余談

上記でイヤミが六つ子たちにした説教は、彼らに不満を言われチビ太からも言い過ぎと咎められていたが、彼が六つ子たちに対して言った言葉は…


「プロになるなら軽々しく「面白くない」と言うなザンス。笑うという行為には、それなりの知識と教養が必要、つまり…。チミのように「面白くない」と簡単に切って捨てる輩は、自分にはそれがないと言っているのと同じザンス!」


「シュールという言葉が一番危険。ベタができてこそのシュール。チミみたいなルール無視の変なやつは、ただただ変なだけのやつザンス!」


「ファンがいるということは、反面、アンチも必ずいるザンス。両方を満足させ、万人から支持を得たい?そんなのは天才に任せておけザンス!つまり、いちゃもんや文句にいちいち気を取られていたら体がもたない。もっとメンタルを成長させるザンス!!」


等々、かなり的を射ている。


事実Twitter上でも、「イヤミが珍しく正論言ってる」、「お笑い目指すヤツへの皮肉が自分にも突き刺さる!笑」など、イヤミの言葉が胸に響くという声が続出した。中にはお笑い以外の業界でも通じる言葉もある。この話でイヤミが再評価される反面、ニコニコ動画等で六つ子クラスタからイヤミに対するヘイトコメントも多く見られた。まさに上記のイヤミの言葉通りである


そのためこの回は、おそ松さんでは珍しい(というか初の)教訓回といってもいいだろう。


ちなみにこのエピソードの脚本を担当した岡田幸生氏は、ワタナベエンターテインメントのお笑いユニット「夜ふかしの会」メンバーで、人力舎のタレント養成所「スクールJCA」副校長でもある

また同話のAパート教えてハタ坊の脚本を務めた松原秀氏は、かつて芸人になるべくNSCに所属するも挫折した過去を持っている


最後の声優学校を訪れる場面で六つ子が「有名になってもプレイベートとかありそうだし~」などと言っているが、メタ的な視点から見れば、声優に対する偏見声優が言うという一種の自虐ネタとなっている。


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