EM(エンタメイト)
えんためいと
EM(エンタメイト)は遊戯王OCGのカテゴリーの一つである。
概要
アニメ遊戯王ARC-Vの主人公榊遊矢が使用するモンスターたち。名前の由来はエンターテインメントとメイト(仲間)をかけ合わせた造語であるらしく、その造形は蝶ネクタイや星型のペイントが施されるなどとしており、サーカスをモチーフにしたものと伺える
その性能は自分フィールドのモンスターのステータス強化や、相手モンスターのステータス弱体化をする効果を持つモンスターたちが多く存在する。また新たなカテゴリーであるペンデュラムモンスターが半数を占める。
下級モンスターが多い為、元のステータスこそ貧弱だが、ペンデュラム召喚により大量に呼び出されたモンスターたちが互いの効果でステータスを強化していくことによって相手の3000程度の大型モンスターをも容易に上回り倒していくことができる下級ビートのテーマとなっている。
EM(エンタメイト)はペンデュラム召喚のテーマのひとつだが、ドクロバットジョーカーが出るまではEM(エンタメイト)モンスターのスケールは2から6までしなかく、他のペンデュラム召喚テーマに比べて狭い。
EMのメインである下級ビートでならとくに問題ないが、肝心の遊矢のエースであるオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが登場から1年もの間ペンデュラム召喚では出せない点に関しては、アニメ再現がしにくいデッキとなっていた。
OCGではアニメでデニスが使用していた「Em(エンタメイジ)」を軸に、ドクロバットジョーカーとペンデュラムマジシャンを主に出張させた【EMEm】はかの全盛期征竜以上ともされるほどの非常に強力なデッキに仕上がっており、環境トップデッキの一つとなったが、他のデッキの追随を許さないほどの圧倒的な強さにまで仕上がってしまったため、使用者である榊遊矢の「みんなに笑顔」という概念から大きく外れているのは皮肉な話である。
このデッキの大流行を経た後の次の改訂では、Emから禁止カードを2種出したにもかかわらず、EMは規制無しとなったため、アニメの「(遊矢は)トップスと繋がっている」という台詞がネタに聞こえないという事態に陥っている。
ちなみに混ぜ物では無い純性の【EM】に関しては結果が出た事は特にない為、キャラクターデッキの強さに収まっている。
EM(エンタメイト)モンスター一覧
ペンデュラムモンスター
余談
このテーマと同じくエンターテインメントを意識した「Em(エンタメイジ)」シリーズが登場している。こちらはダメージに関係した効果を持つモンスターが特徴である。