概要
Em(エンタメイジ)は遊戯王OCGのカテゴリーの一つである。
解説
アニメ遊戯王ARC-Vに登場するデニス・マックフィールドが使用するモンスターたち。名前の由来はエンターテインメントとメイジ(魔法使い)をかけ合わせた造語であるらしく、その造語の組み合わせ方やモンスターの造形には主人公榊遊矢が使用するEM(エンタメイト)と共通している。ただし、こちらのマジックを行う奇術師をモチーフにしたものと窺える。
その性能は相手から受けるダメージの無力化等が中心であるが、下級モンスターの特殊召喚による展開能力も高い。
OCGでは一部のカードへ自身にダメージを与えるデメリットが追加されているが、これはダメージを受けた時に墓地から特殊召喚される「H・Cサウザンド・ブレード」との異常な相性の良さが発売当初から注目され、自身の効果で特殊召喚できる「Emトリック・クラウン」と合わせた「クラウンブレード」がランク4デッキ及び出張セットとして注目される事となった。
下級モンスターが多い為、元のステータスこそ貧弱だが、属するモンスターの多くはレベル4が多く、ランク4のエクシーズモンスターを特殊召喚する構築が最も組みやすい。また、種族が魔法使い族にまとまっている事で魔法使い族サポートも相性が良い。
OCGではこのカテゴリーのデッキを軸に、「EM(エンタメイト)」であるドクロバットジョーカーとペンデュラムマジシャンを投入した【EMEm】が非常に強力なデッキに仕上がっており、環境トップデッキの一つとなった。
これだけ暴れて許される訳も無く、2016年1月の改訂にてEmダメージ・ジャグラー、Emヒグルミが無制限から一気に禁止カードとなった。ヒグルミに限っては遊戯王OCGの最速禁止カード化日数を更新する(169日→167日)というぶっ飛び具合である。
(尚、ダメージ・ジャグラーは2018年10月に制限カードとなり、2019年4月からは無制限となっている。)
2024年7月1日、ヒグルミがエラッタで制限復帰する。
一覧
効果モンスター
融合モンスター
エクシーズモンスター
投稿作品
余談
このテーマより先にエンターテインメントを意識した「EM(エンタメイト)」シリーズが登場している。こちらは攻撃力・守備力を変動させる効果を持つモンスターが特徴である。
アニメでは多数のペンデュラムモンスターや融合・エクシーズモンスターも登場しているが、OCG化されていない。
OCG化がアニメ途中で途絶えたが、ANIMATION CHRONICLE 2024でようやく商品化が再開した。
関連タグ
Emトラピーズ・フォース・ウィッチ Em影絵師シャドーメイカー