刀について詳しくは→前田藤四郎
プロフィール
「前田藤四郎と申します。末永くお仕えします」
「おやすみなら、床を整えましょうか?」
「守って御覧にいれます」
キャラクター像
出逢って二言目から「末永くお仕えします」と審神者に言ってくれるほど忠心深いキャラクター。
ボブヘアのおかっぱで、ケープマントと粟田口揃いの軍服を纏った少年。
性格は真面目で礼儀正しい。ステータスとしては短刀の中でも平均的である。
内番の手合せで一期一振とペアを組ませると他の藤四郎兄弟達と同じく特殊会話が発生する。
公式設定集の刀剣乱舞絢爛図録のキャラクター設定文では、女性の寝所に居たこともあり気遣いはかなりのもので主君には勝敗よりも生きる方を優先してほしいと思っていることが記されている。
ゲーム内でも、彼の台詞には生命や平和を気にするものは多く、審神者の身体を気遣うものもよくある。前田家のお姫様は病弱だったので、そこから影響されている設定なのかもしれない。
心優しい彼であるが、戦闘ではとても凛々しく勇ましい男前な武人。隊長にした戦場では「焦らずに、見定めなさい」「皆、心を合わせてかかりますよ!」と凛々しく指揮する姿があり、敵の攻撃を受けて負傷してもタフな台詞を発して意志の強さが削がれることなく立ち向かっている。
自身の窮地での発動となる真剣必殺でも「主君のために!」と発して敵に刃を向ける。
彼の刀剣破壊の台詞は全刀剣男士の中でも屈指の男前っぷりと忠心深さを見せている。
当然ながら心折れたり茫然とする刀剣男士も多いなかで、死に際であっても主君への守りを諦めない意志強さには涙する審神者も居ると思われる。
ゲーム内でのレアリティは低いが、ドロップでの出逢いの言葉から刀剣破壊の最期の言葉まで主君想いな心にとても溢れている刀剣男士なので、大切にしたい臣下の内の一振りである。
語感から勘違いされやすいが、刀帳説明の「末席に座する」とは謙遜の意味であり末っ子を指す言葉ではない。とはいえ、藤四郎兄弟の順列については現状では公式設定が出ておらず不明なので可能性としては含まれる。
ちなみに、現状の台詞量において審神者の呼び方は判明しているのに一人称は不明である珍しいタイプ。
正月ボイスでは、正月であっても近侍に従事して審神者と仕事を片付けている風であった。出来た近侍といった雰囲気である。どんちゃん宴している者達もいるのに……。
前田藤四郎と平野藤四郎
前田藤四郎と平野藤四郎は容姿がよく似ており、なかには間違えて刀解または連結をしてしまったというプレイヤーも居ると思われる。
二振りが似ているのは偶然ではなく、「服装や装飾など以外は良く似ているという設定」である。
共に前田家に縁ある来歴であるためかと思われる。
服装や装飾以外での違いだと前田藤四郎の方が、髪の色が明るめ、前下がりのボブ、前髪は円弧のパッツン、目尻はキリッとしている、などがある。
服装や装飾の違いも、前田藤四郎のケープマントと平野藤四郎のブーツのように一目で解るものから、絢爛図録の解説を見ないと気付かない細かい部分まである。
内番の衣装は藤四郎兄弟揃いのデザインを基本としつつ、前田藤四郎の方はケープマントを羽織り半ズボンで襟元のリボンは黄色となっている。
キャラクターの紋も「前」と「平」の文字の部分以外は同じである。このゆるい手書き文字は二人の幼さを表現しているとのこと。
性格に関しても、平野藤四郎はカッチリした真摯な姿勢であり主君に諫言を向けることもある秘書然とした忠臣。
対して、前田藤四郎は凛々しく柔和な姿勢であり主君に気遣いを向けることもある紳士的な忠臣となっている。
容姿は似ていても二振りの違いは多い。目覚めてしまった審神者も少なくないと思われる。
関連イラスト
↓このように、容姿が似ている平野と一緒に描かれることが多い