TVアニメ「幻想魔伝最遊記」に27話から登場するアニメオリジナルキャラ。
原作には登場しなかったが、1コマだけ姿が出ていたことがあった。また、『Gファンタジー++』(2001年発売)にアニメ設定とは異なるものの、焔を主役とした短編漫画が掲載されている。
概要
CV:森川智之
五百年前に牛魔王を討伐した後に物言わぬ魂の抜け殻となったナタクの後任に就いた闘神太子。
天帝に仕える身だが反旗を翻し、この世に新たなる世界を築こうと企む。
妖怪と人間のハーフと同様に禁忌とされている天界人と人間とのハーフで、その右目は孫悟空と同じ金晴色をしている。
三蔵一行4人の前世と深い関わりがあり、彼らのことを前世の名で呼んでいる。
はるか昔に「鈴麗」という天界人の恋人がいたが、天帝により引き裂かれ、それを機に天上界への復讐を決意する。また人間の血を受け継いでいるので長くは生きられない体でもある。
新天地創造を目的とし聖天経文と三蔵の持つ魔天経文と新天地の鍵である悟空を狙う。
武器は刀身の長い聖龍刀で、妖怪の大群を一振りで消し去るほどの威力を持つ。
また、八戒と同じく気孔術を使い、その強大なパワーは計り知れない。
両手首に掛けられた手枷を外すと本来の力を発揮する。