概要
遊戯王ARC-Vの登場人物。シンクロ次元編にて、フレンドシップカップ編で登場し、大会参加者専用のペントハウスのボーイの仕事をしているがコモンズ出身の少年。
遊矢の担当のボーイとなった事で遊矢と親しくなる。
人物
トップスに駆け上がったジャックを尊敬し、自分もトップスに駆け上がりたいが自分にはお金もカードもないからジャックを応援するとジャックに声をかけた際、彼から「お前にふさわしいカードだ」として一枚のカードを受け取った経緯がある。
しかし、ジャックから受け取ったカードはレベルもステータスも低く効果も弱い調律の魔術師。そのカードを渡された意味を、「コモンズである自分にはそんなカードがふさわしい」と自分やコモンズを愚弄したと解釈し、ジャックに敵意を持つようになる。
親しくなった遊矢にそのことを話し、遊矢に勝ち抜いてもらってジャックにカードを突き返すべく、遊矢に「調律の魔術師」を託す。フレンドシップ2回戦での遊矢-シンジ・ウェーバー戦で調律の魔術師を使いこなして逆転勝利する遊矢の姿に、ジャックのカードを渡された真の意味を悟る。しかしデュエル後に遊矢に接触してきたロジェの策謀と、シンジの逆恨みを真に受け、遊矢はトップス側かセキュリティと結託していると誤解し、掌を返して遊矢を裏切り者と憎み出すようになる。
その後、ユーゴに代わってジャックがセルゲイと戦う事になった際に、準決勝に赴くジャックとエレベーター内で2人きりになる。その際にジャックと対話し「すべてのカードには役割がある、人も同じ」というジャックの言葉で、彼の「調律の魔術師」を託した真意を改めて知ることとなった。
余談
ジャックからレアカードを恵んでもらおう、と思い、受け取ったカードを活かす事を考えずただ妬み、恨むだけで行動を起こさない典型的なコモンズの負の部分を体現したキャラクターであり、その行動から強欲なサムと視聴者から揶揄されている。