『左門くんはサモナー』に登場するキャラクター。一人称は「余」
「世のあらゆる災いを生んだ絶対悪にして、ゾロアスター最強の悪神。」
という紹介文からは想像できないが、見た目はツインテールに褐色肌の巨乳美少女。
性格も、ピュアで乙女チックで、その一方でBコン(ぼっちコンプレックス)をこじらせているという、
俗っぽい悪神である。
概要
プロフィール
- 年齢:世界より年上
- 誕生日:?
- 身長:154cm
- すきなもの:ネガティブなもの
- きらいなもの:声のでかいヤツ
- 特技:大概のものに嫉妬できる
人物像
長い時の中で思いつくだけの悪事をやり尽くしてしまい、近年では新型インフルエンザを流行らせるくらいしかする事がなくなってしまっていた。悪神ゆえに親しい者も作れないままで、退屈のあまり一人やさぐれていたほどだったが、そんな時に左門に召還され、「自分が必要とされている」と感激し、それ以来彼にベタ惚れしている。
なお、召喚した左門が「わ、本当に来てくれた」「来てくれてありがとう」と純朴な様子で喜んでいたことから、彼の召喚術士歴(?)においてかなり早期に呼ばれた悪魔の一人であると推察される。
また、左門と文通しておりその内容が好きな疫病のこと、昔流行らせた疫病のこと、シンプルに疫病のこと...などとにかく話題が乏しい。
また、長い間ぼっちだったためかリア充観も乏しく、幸せそうな連中を見ると心がざわつくらしい。
いつも左門の近くにいる桜を恋のライバルとして誤解しており、陰湿な嫌がらせ(五寸釘を靴や筆箱、弁当に仕込む)をくりかえしていたが、彼女の真心に触れ、ライバル兼「初めての友達」として悪くない関係を築いている。
ただ、二人の仲よさげなやりとりを目の当たりにしたときにみせたアンリの表情が、
これであり、「えっなにこやつらこわっ」と言った後小物感のある捨て台詞をはき逃げ出していった。(但し、この時2人は罵り合いとも牽制とも取れるセリフを笑顔で自然に会話しているので、表情と内容が合わない異常さを怖がった可能性もある。)
なお、左門とその周りの女性(ライバルになりうる者)以外はどうでもいいと思っている(例えば九頭竜は「やわらかいゴミ」「いつもの肉塊」としか見ていない)。
今まで登場した悪魔の中では最も冠位が上と思われ、ネビロスさえも逆らえない。
作者曰く、(アンリが、総体的にネガティブな能力をもつゾロアスターのトップということもあって)左門が「悪魔として」一番愛してるのは彼女らしい。
彼女以外にゾロアスター教の悪魔は「ブーシュヤンスタ」が登場しているが、彼女との絡みはまだない。