もしかして
概要
『左門くんはサモナー』に登場するキャラクター。一人称は「余」。
「世のあらゆる災いを生んだ絶対悪にして、ゾロアスター最強の悪神。」
という紹介文からは想像できないが、見た目はツインテールに褐色肌の巨乳美少女。
性格も、ピュアで乙女チックで、その一方でBコン(ぼっちコンプレックス)をこじらせているという、
俗っぽい悪神である。
プロフィール
- 年齢:世界より年上
- 誕生日:?
- 身長:154cm
- すきなもの:ネガティブなもの
- きらいなもの:声のでかいヤツ
- 特技:大概のものに嫉妬できる
悪魔としての概要はアンラ・マンユを参照。
人物像
左門召介にとって、おそらく最も長い関わりを持つ悪魔。
彼が「ヤバイし死ねる系=ヤバ死系」と評する通り、ネガティブな能力を持つ傾向にあるゾロアスター教の神々(=ダエーワ)の中でも最も強力。今まで作中に登場した悪魔の中でも最も冠位が上であり、ネビロスさえも逆らえない(例として、某悪魔合体ゲーではネビロス=Lv46に対して、アンリ=Lv82と、話にならない力量差がある)。
長い時の中で思いつくだけの悪事をやり尽くしてしまい、近年では新型インフルエンザを流行らせるくらいしかする事がなくなってしまい、かといって悪神ゆえに親しい者も作れないままで、退屈のあまり一人やさぐれていたところを、左門に召喚され、「自分が必要とされている」と感激し、それ以来彼にベタ惚れしている。
ちなみにこの召喚した左門が「わ、本当に来てくれた」「来てくれてありがとう」と、現在とはかけ離れた純朴な様子で喜んでいたため、初期に呼ばれた悪魔だと推測されていた。
そして後に、アンリ・マユこそが彼が初めて喚んだ悪魔であり、彼女とした会話が今の左門を形作っていると判明した。
基本的にコミュ障で、友人や恋人と仲良く話す者すべてを「リア充」と見なし蛇蝎のごとく嫌う一方、彼らに対して強い憧れも持っているという非常にこじれた性格をしている。
身分相応に尊大な態度の持ち主で、特にネビロスに対しては非常に高圧的。いわゆるロリババアで、一人称は「予」、語尾が「~であろう!」になる、といったような、高貴なのか年寄り臭いのか判断しかねる独特の口調の持ち主。
しかし根は素直で寂しがりな性格で、一緒に遊んでくれる左門やその友人達には楽しそうに接する。人見知りではなく、むしろ他人と仲良く話したいという意欲が暴走して、テンションが振り切れがちなタイプである。
加護小鳥などは、アンリに話しかけられた際、むしろ「自信に満ちた堂々とした話し方だ」と感心している。
憧れの「リア充」のイメージは非常に貧困で、「ラウンドワンで遊ぶ」「喫茶店でお茶をする」といった程度。とりわけラウンドワンには思い入れがあるのか、一度左門たちとラウンドワンで遊んでからは、その経験をやたら鼻にかける傾向にある。
のみならず、誰かと話すときの話題や、遊びに行く場所などのレパートリーが全般的に少ない。左門とは出会って以来文通する仲だが、その文通の内容も「好きな疫病のこと、昔流行らせた疫病のこと、シンプルに疫病のこと」とやっぱり話題に乏しい。
他キャラクターとの関係
左門に強く惚れ込んでいることは前述のとおり。しかし残念ながら(?)左門の方は彼女のことを「友人」としか見ていない。恋心は抱いてないことを伝えようと彼なりに努力もしているようだが、上手くいっていないようだ。
ただし作者曰く、(アンリが、総体的にネガティブな能力をもつゾロアスターのトップということもあって)左門が「悪魔として」一番愛してるのは彼女らしい。
いつも左門の近くにいる桜を恋のライバルとして誤解しており、陰湿な嫌がらせ(五寸釘を靴や筆箱、弁当に仕込む)をくりかえしていたが、彼女の真心に触れ、ライバル兼「初めての友達」として悪くない関係を築いている。
ただ、二人の仲よさげなやりとりを目の当たりにしたときには、
こんな表情と共に「えっなにこやつらこわっ」とビビり、挙句に小物感あふれる捨て台詞を吐いて逃げ出しており、二人の異様な関係についていけていないところがある(但し、この時2人は罵り合いとも牽制とも取れるセリフを笑顔で自然に会話しているので、表情と内容が合わない異常さを怖がった可能性もある)。
なお、左門と、その周りの女性(桜など、ライバルになりうる者)以外のことはどうでもいいと思っており、例えば九頭竜は「やわらかいゴミ」「いつもの肉塊」としか見ていない。
彼女以外にゾロアスター教の悪魔は「ブーシュヤンスタ」が登場しているが、彼女との絡みはまだない。
それ以外だと部下である「アカ・マナフ」が会話相手になる模様。
宗教は違うもののネビロスと絡むことが多く、彼がバイトしている喫茶店に押しかけて厄介な要求をすることもしばしば。ネビロスの方はというと、立場上、アンリの命令にはすべて笑顔で従っているものの、腹の底では厄介者扱いしており、「インフルババア」という蔑称をつけている。
同じぼっち悪魔のルキフグスに対して親近感を覚え話しかけたこともあったが当の彼からはそんなに親近感を抱かれてない模様。
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ヘスティア(ダンまち)-外の人繋がり