「何ニヤニヤ見てんだ、ロリコン」
天使ヶ原桜の妹。長い金髪と常に携えたバットが特徴。
今時見ないレベルであからさまに荒れている不良中学生。町内最大のヤンキー集団「仏血霧」の二代目総長を務め、「二中の破壊天使」と呼ばれている。
姉とは似ても似つかぬほどきつい性格。記事冒頭のセリフは、初対面であるネビロスに対していきなり放ったもの。
ただし面倒見の良さと子供好きなところは姉譲り。
その戦闘力は高く、ネビロスをして「悪魔と見間違える」と言わしめるレベルの気迫を放つ。「ボウリングの弾は容易に弾け飛ぶもの」という底知れぬ価値観を持つ点からも、その強さが窺える。
初登場時には、好き放題していた左門とクズを一瞬でボコっている。
弱点は姉と母。
姉にはしょっちゅう叱られており、どうしても頭が上がらない様子で、叱られた途端に年相応の口調と泣き虫な性格になってしまう。また、彼女が本気でキレたときの恐ろしさを熟知しており、そうなる恐れが出てくると震えあがる。
母はさらに怖いらしく、ただ黙って言うことを聞く。
左門と九頭龍は、初対面でボコって以来、(年上だが)舎弟としてこき使っている。特に左門のことは「召坊」と呼んでおり、「仏血霧」の活動中にも右腕として立ち回るなど、共に行動することが増えている。一度、子供に戻ってしまった左門相手にエライことをしてしまったこともある。
また、「仏血霧」の初代総長(「先代」)はあのヤーさんであり、彼女が引退した現在でも関わりがある。ちなみに桜は輪の身を案じて、ヤーさんに彼女の世話を頼んでいる。
高校入学にあたり姉に迷惑をかけないようにイメチェンしたがカスとクズに対抗するためにすぐに元に戻った。もともと濃い学校だからか割と受け入れられている模様。