概要
『戦国無双4』から参戦したプレイアブルキャラクター。
人気武将ながら長らくモブ扱いであったが、ついに念願の参戦を果たした。
戦場では勇猛果敢な弟に比べ、いかなる時も冷静沈着で物腰柔らかな人物で、戦略・政略においては現実的な判断を下す事が出来る。一方で責任感が強く、時には弟に負けず劣らずの熱情を露わにすることも。友人の石田三成曰く「暑苦しい所は兄弟そっくり」。
弟の幸村とは非常に仲が良く、戦場ではいかなる苦境においても兄弟揃い活路を切り開く。「つい幸村にばかり目が行ってしまう」と言い切る程の心配性で、幸村の事になると打たれ弱さが出てしまうことも。命を惜しまず敵陣に切り込んでいく幸村を常に案じている。その溺愛っぷりは時には病的とも呼べるものがあり、雑賀孫市の開いた「天下の色男決定戦」では開始早々「天下の色男?幸村だな」と断言し、戦闘中に知り合った女性に幸村を紹介しようとまでしていた。松永久秀が自身の出世の経緯から「弟より優れた兄など存在しない」という言葉を漏らすと何処からともなく現れ、久秀を「友」と呼び弟談義を(一方的に)繰り広げた。
武器は、プロフィールにおいては「刀」とだけ表記されているが、実際は仕込み構造の特殊な刀を使用。刀身が曲線を描かない直刀になっており、衣装のカラーリングに合わせ赤と黒で彩色されている。長い柄の部分にも刃が仕込まれており、変型すると『真・三國無双』シリーズの曹丕が使用(4と7)する両刃剣のような形になる。武器を回転させる事で突風を起こす事も可能。
余談だが、曹丕も「第4作目で参戦」「嫁が先にPC化」という共通点がある。
長髪・銀髪・黒と赤を基調とした服と幸村とは対照的なデザイン(短髪・黒髪・赤と白が基調)になっている。後ろ髪をまとめている髪飾りは、史実の信之が使用していたとされる兜の後立てをモチーフにしている。
限定盤のアニメやパッケージ含め、『4』の新規武将では主役格として扱われている。
幸村同様、少年時代のグラフィックが用意された。
アクションタイプは『4』より初出となる神速攻撃タイプ。
優秀なチャージ攻撃と神速攻撃に加え、無双ゲージと練技ゲージを入れ替える特殊技を持つ。
そのキャラ性能は高く、初心者にも扱いやすい。
余談
モブ時代
前述通りシリーズ第4作目にしての参戦であるが、それ以前のタイトルにおいてもモブ武将として登場している。当然ながら凡庸デザインではあるにしろ、これまでの暑苦しいデザインから涼やかな青年に転じたその変貌ぶりをシリーズファンからよくネタにされる。
100万人の戦国無双
『4』リリース以前に配信されたソーシャルゲーム『100万人の戦国無双』にて先行して固有ビジュアル化されたが、本作では薄茶色の短髪に白い服装で、本編とはかなり異なる。手には筆を持っており、おそらく史実において三成と文通していたことが由来とおもわれる。
性格も天然タラシのようになっており、『真・三國無双』シリーズの関索っぽい。
中の人ネタ
信之の担当声優である小野大輔は、過去に『戦国大戦』では真田幸村、『BRAVE10』本作の主人公であり真田十勇士の一人である霧隠才蔵を演じているなど、何気に真田氏に縁ある人物を復数担当している。
関連イラスト
関連タグ
真田信之(史実)
真田幸村(戦国無双)(弟) 稲姫(妻)