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ディスコ・キッドの編集履歴

2016-03-19 11:12:33 バージョン

ディスコ・キッド

でぃすこきっど

東海林修作曲の1977年度吹奏楽コンクール課題曲。

概要

ディスコ・キッド(Disco Kid)とは、東海林修(しょうじおさむ)の作曲による吹奏楽曲。1977年度の全日本吹奏楽コンクールにおける課題曲である。


吹奏楽コンクールの課題曲は、1970年代の後半になるとポップス調の曲が多く取り入れられるようになるが、そのポップス調の課題曲の中でもこの曲はとりわけて根強い人気を誇っており、その愛好会が設立されるほどの人気曲である。

曲の前奏から本題に入る直前に、楽譜には無い「ディスコ!」という掛け声を入れた演奏が当時のコンクールで評価されたことから、現在行われている演奏では演奏者と観客が一体となってこの掛け声を入れることが一般化している。

ポップス調の曲でありながらも難易度は決して易しいものではなく、演奏バンドは高度な技術とグルーヴ感(一体感、ノリ)を要求される事になる。

また、当時まだ「ロックエレキギターは不良が好むもの」という偏見や風潮が残っていた時代において、このような作品が課題曲として登場、普及していた事自体、日本の吹奏楽が時代を先取りした斬新さと新たなジャンルを取り込む柔軟性を持ち合わせていたことを伺わせる。


曲の構成

DiscoKidディスコ・キッド


ハイハットが刻むアップテンポのリズムに乗るピッコロのソロ、次いで加勢する輝かしいホーンセクション、そして会場全体が一体となった「ディスコ!」の掛け声で曲は幕を開け、軽やかでノリのよい本題へと進む。

所々にフィルインを散りばめるドラムスの8ビート、エレキベースら低音楽器のリズム隊に支えられ、曲全体を通して軽快で小気味よいリズムと明るく賑やかなメロディが奏でられていく。


また、中間部のクラリネットによるスリリングなアドリブソロ、終盤のノリを落とした緩やかな雰囲気に乗せてのユーフォニアムのソロなど、決して勢いと賑やかさのみに終始しないのもこの曲の特徴であり魅力でもある。


主な演奏団体(関連動画)

東京佼成ウインドオーケストラ(Tokyo Kosei Wind Orchestra)


シエナ・ウインドオーケストラ(SIENA Wind Orchestra)


宝塚アカデミー音楽団(Takarazuka Academy Wind Orchestra)


土気シビックウインドオーケストラ(Toke Civic Wind Orchestra)


NHK交響楽団(NHK Symphony Orchestra,Tokyo)


ホワイト・タイ ウインドアンサンブル&海上自衛隊東京音楽隊(White Tie Wind Ensemble & JMSDF TOKYO Band)


海上自衛隊横須賀音楽隊(JMSDF YOKOSUKA Band)


関連タグ

音楽 吹奏楽

ディスコ ナイトクラブ ミラーボール サタデーナイトフィーバー

ピッコロ クラリネット ユーフォニアム

おっさんホイホイ


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